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[ショールーム探訪 vol.36]体験を何より重視/オリエンタルモーター「Robot Lab」

精密小型モーターメーカーのオリエンタルモーター(東京都台東区、川人英二社長)は産業用ロボットも販売しており、それらを展示するショールームが「Robot Lab(ロボットラボ)」だ。単なるロボットの展示にとどまらず、実際の対象物(ワーク)を用いた搬送テストなどを積極的に受け入れる。ロボットの動作のプログラミング体験も実施する「体験型ショールーム」をコンセプトに掲げ、ユーザーのロボット導入における不安を解消する。

[活躍するロボジョ vol.38]顧客の課題は自身の課題/シュナイダーエレクトリックホールディングス 佐々井明日香さん

フランスに本社を置く電気機械メーカー、シュナイダーエレクトリックの日本法人シュナイダーエレクトリックホールディングス(東京都港区、青柳亮子社長)の佐々井明日香さんは、同社の幅広い自動化機器の製品群から日本市場へ投入する製品を決める製品戦略の責任者だ。自動化に悩む顧客に、リニア搬送システムや産業用ロボットの提案もする。佐々井さんは「顧客の課題は自身の課題」との意識を持ち、難しい案件でも国内外のエンジニアと連携し課題解決に臨む。

25年2月期は受注伸びず減収減益、今期は反転増収へ/安川電機

安川電機は4月4日、2025年2月期の決算を発表した。売り上げ収益は前期比6.6%減の5376億8200万円、営業利益は同24.3%減の501億5600万円で減収減益となった。下半期の回復が予想を下回り受注が伸びなかったことが要因。26年2月期は、「受注残をベースにした現実的な読み」(小川昌寛社長)に基づき増収増益の見込みを明らかにした。

[SIerを訪ねてvol.55]中子のバリ取りや搬送に特化/松下工業

ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。第55回は中子専業メーカーの松下工業(静岡県磐田市、松下隆彦社長)を取り上げる。同社は自社の製造現場の自動化を30年以上にわたって推し進めており、その技術力を生かしてSIer事業にも本格参入した。中子専業メーカーなだけあり、中子のバリ取りや搬送に特化したロボットシステムの構築を最も得意とする。

[連載コラム:いまさら聞けないキーワード]vol.12 デバンニング

最近よく聞く言葉だけど、「それどんな意味?」と聞かれたら自信を持っては答えにくい――。そんな言葉はありませんか? 連載コラム「いまさら聞けないキーワード」では、そんなロボット業界のキーワード・新ワードを紹介します。今回は、倉庫内物流作業の中でも「きつく」「危険」な作業の一つである「デバンニング」について紹介します。

ヒト型ロボットが自動化の空白を埋める/アプトロニック、ボストンダイナミクス

産業用ロボットや搬送ロボットがさまざまな製造現場で活躍し自動化を進めているが、設置スペースや移動経路、作業内容などの課題から、自動化が難しい「空白地帯」が存在する。2足歩行をするヒト型ロボットは階段の昇り降りをしたり狭い通路も通ることができ、人と同じ動きができることからさまざまな作業内容に対応できる可能性を秘めており、自動化の空白を埋めると期待されている。フランスのソフトウエアメーカーのダッソー・システムズが今年2月に米国で開催したイベントで、ヒト型ロボットを手掛ける2社がヒト型ロボットの動向や展望を語った。

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