宇宙作業用ロボットを開発するベンチャー企業のGITAI(ギタイ、東京都大田区、中ノ瀬翔最高経営責任者)は7月12日、米国民間企業のナノラックスと共同で、2023年に宇宙船外環境での自律ロボットによる技術実証を行うと発表した。
国際宇宙ステーションの船外に1.5m級双腕自律ロボットアームを設置し、宇宙空間での保守・組み立て・製造作業を行う。地上の熱真空チャンバー内では技術実証に成功しており、アメリカ航空宇宙局(NASA)が定める技術成熟度レベル7(宇宙空間でのシステムとしての技術成立性の確認)の達成を目指す。