安川電機と資本業務提携、植物工場の完全自動化を目指す/Oishii Farm Corporation
米国ニュージャージー州に本社を置くOishii Farm Corporation(オイシイファームコーポレーション)は5月31日、産業用ロボットメーカー大手の安川電機と資本業務提携したと発表した。
同社は、日本の農業技術や種苗を駆使し、植物工場でイチゴを栽培する企業。安川電機との協業により、植物工場のさらなる自動化や生産性の向上を目指す。
オイシイファームの古賀大貴最高経営責任者は「安川電機は産業用ロボットの分野で世界をけん引するリーディングカンパニーの一つ。技術革新を推し進める世界的な企業が“農業の未来を変える”というわれわれの使命に賛同してくれ、協業に至ったことを光栄に思う」とのコメントを発表した。
安川電機は近年、グループ会社のFAMS(ファムス、新潟県見附市、森田卓寿社長)で植物工場システム「アグリネ」を開発・販売するなど、長年培ってきた工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)技術を農業・食品分野に応用する取り組みに力を入れている。