[SI基礎講座vol.1] オリエンテーション①
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【今回のポイント!】
〇ロボットへの注目は高まっている
〇SIerが主に扱うのは産業用ロボット
〇産業用ロボットは単体では使えない
ロボットとは?
周辺機器との統合(インテグレーション)が必要
産業用ロボットは単体では使うことができません。家庭用電化製品などは買ってくればすぐに使えますが、産業用ロボットはそうではありません。
ロボットだけ買ってきても、物をつかむためのハンドや、物を知覚するカメラ、物を運ぶためのコンベヤー、安全性を確保するための安全柵などは付いてきません。そこでロボット本体に加えて、ハンド、コンベヤー、センサーなどのさまざまな機器をシステムとしてインテグレーションする必要が出てきます。
さまざまな知識や技能が求められる
※この記事は2023年9月12日~14日に日本ロボットシステムインテグレータ協会が主催した「ロボットSI基礎講座」を誌上講座として収録したものです。「ロボットSI基礎講座」の詳細情報の確認や申し込みは、同協会の公式ウェブサイトから。