[2023国際ロボット展リポートvol.26] それぞれのアプローチでロボット普及を推進/パナソニックHD、KUKA、ハイウィン、ファーロボティクス、山洋電機、NEDO(1/3)
開発中のハンドやアームを参考出品/パナソニックHD
熟練研磨をロボで再現/KUKA Japan
KUKA Japan(クカジャパン、横浜市保土ケ谷区、石丸広典社長)は日本市場で積極的なパートナーシップを築き、さまざまなアプリケーション(活用方法)を開発していることを前面に押し出した。
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のインフィニティソリューションズ(長野県上田市、小山田聡社長)とは、熟練技能者のような研磨を実現するロボット研磨システムを展示し、来場者の注目を集めた。
また技研(石川県能美市、宮本秀一社長)のガントリーローダーにロボットを搭載し、柔軟で多機能なロボットローダーを披露した。
「他にも、重可搬ロボット『KR FORTEC(フォルテック)-2 ULTRA(ウルトラ)』の640kg可搬タイプなど、多彩な新製品が来場者の好評を博している。幅広い分野でわが社のロボットが使われることを実感している」と石丸広典社長は力強く語る。