ロボットによる自律ピッキングの実証実験を開始/オカムラ、トラスコ中山
同実験は、埼玉県幸手市にあるトラスコ中山の物流拠点「プラネット埼玉」で実施する。プラネット埼玉で稼働するロボット自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」の入出庫作業用ポートにピッキング用ロボットを設置し、ピースピッキングの作業を自動化する。対象商品の事前登録が不要な自動認識用の人工知能(AI)も活用しながら、自律ピッキングの性能などを検証する。実証実験は来年3月までで、来年度中の本格稼働を目指す。
プログレスワンはオカムラが事業化を進めている、AIや遠隔操作技術を活用したハイブリッド型の物流自動化ソリューション。ロボットによる自律的なピッキング作業とオペレーターによる遠隔操作を使い分けることで、物流現場での新しい働き方を実現する狙いだ。