2024.06.24 ロボットコントローラー用の機能安全オプションユニットを新発売/ヤマハ発動機 Tweet ヤマハ発動機は6月13日、ロボットコントローラー「RCX340」で制御するスカラロボットや3軸以上の直交ロボットを対象とした機能安全用のオプションユニット「RCX3-SMU」を今年6月に発売すると発表した。 「RCX3-SMU」が備える主な安全機能 同ユニットは、内蔵の主電源(モーター駆動用電源)スイッチ回路でコントローラーへの動力電源を遮断する「STO(セーフ・トルク・オフ)機能」やロボットの減速停止状態を監視する「SS1(セーフストップ1)機能」、ロボットの動作速度を監視する「速度監視機能(SLS)」などの各種安全機能を備える。 また、同ユニットはドイツの第三者認証機関であるTÜV SÜD(テュフズード)の機能安全認証を取得しており、ロボット安全規格「ISO 10218-1」に適合した各種機能を実装している。 関連記事:リニアコンベアを提案の核に/ヤマハ発動機 江頭綾子ロボティクス事業部長 インタビュー 関連記事:[2023国際ロボット展リポートvol.16] 搬送ロボットも多数出展/ヤマハ発動機ほか 関連記事:工業高校にロボットシステムを3セット寄贈/ヤマハ発動機