
[エディターズノートvol.4]イノベーションの源泉
イノベーションをどう訳すか。以前は「技術革新」とすることが多かった。これは1958年の経済白書で使われた表現で、さまざまな電気機器で生活や産業が大きく変化していった時代なら、その訳も悪くなかった。
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イノベーションをどう訳すか。以前は「技術革新」とすることが多かった。これは1958年の経済白書で使われた表現で、さまざまな電気機器で生活や産業が大きく変化していった時代なら、その訳も悪くなかった。
製造業では広範にわたり自動化が進むが、金属加工業では産業用ロボットや協働ロボットを使用して、被加工材(ワーク)を機械に積み降ろすマシンテンディングが一つのトレンドだ。ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024には工作機械メーカーも出展し、主にマシンテンディングの提案に力を入れる。従来は人手に頼る工程だけに、自動化、ロボット化へのシフトは容易には進まない。導入を難しく感じるユーザーに、いかに簡単で有意義かを強く訴求する必要がある。
ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024にはロボットや周辺機器メーカーだけでなく、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)も多数出展する。人件費の高騰や人手不足から自動化ニーズが高まる中、SIerは導入しやすいシステムの設計力やより高度な動作を実現する技術に磨きをかける。また商社は人工知能(AI)をはじめとした最新技術を展示するのに加え、自社オリジナルの自動化パッケージも開発し、ユーザーの多様化するニーズに応える。
ロボットのシステムインテグレーション(SI)に関する基礎知識を紹介する本連載企画。今回も引き続き「生産技術概論」を取り上げる。今回のテーマはQCDや原価。製造業に限らず、事業活動には欠かせない考え方だ。併せてフロントローディングについても紹介する。
スウェーデンに本社を置く真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)は6月13日、静電気放電(ESD)に対応したモジュール式のサクションカップ(吸盤、吸着カップ)の新シリーズ「BXP ESD」を発売すると発表した。
ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024にはロボットメーカーだけでなく周辺機器やロボットの要素部品メーカーも多数出展する。要素部品は産業用ロボット向けだけでなく、無人搬送車(AGV)や搬送機器向けの展示もあり、物流分野への提案が前回展よりも活発化しそうだ。周辺機器の分野では、ロボットハンドの他にハンドの付け替えを簡易にするハンドチェンジャーやハンドに搭載するセンサーなど、ハンドをより高機能にする製品の展示も目立つ。
産業機械メーカーのスギノマシン(富山県滑川市、杉野良暁社長)は6月13日、ロボット切削加工用エンドエフェクター「SELFEEDER DUO Robot Edition(セルフィーダ・デュオ・ロボット・エディション)」を開発したと発表した。
ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024の見どころは何といっても、ロボットメーカーが提案する最新の自動化技術だろう。最近はロボット単体での販売ではなく、周辺機器やデジタル技術などと組み合わせたソリューション提案へと軸足を移すメーカーが多い。自動化ニーズの広がりに合わせて、操作に慣れていない初心者がロボットを導入する機会も増えている。そのような場合でも、簡単に扱えるような技術の進化が、今回展の見どころの一つだろう。
ヤマハ発動機は6月13日、ロボットコントローラー「RCX340」で制御するスカラロボットや3軸以上の直交ロボットを対象とした機能安全用のオプションユニット「RCX3-SMU」を今年6月に発売すると発表した。
40小間の規模でロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024に臨むデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長、C-01)。同社は「未自動化領域」の自動化に貢献する人工知能(AI)技術や協働ロボットのアプリケーション(応用事例)開発などに注力しており、RTJ2024でも未自動化領域にアプローチするさまざまなソリューションを展示する予定だ。FAプロダクト事業部長の神谷孝二執行役員は「お客さまに自動化のメリットを具体的にイメージしていただけるよう、会場では実用的なソリューションを提案したい」と述べる。