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2024.09.09

新形状のコンパクトなリニアアクチュエーターを発売/イグス

 ドイツに本社を置く樹脂部品メーカー、イグスの日本法人(東京都墨田区、吉田剛社長)は8月30日、ベルト式リニアアクチュエーターのラインアップに新形状の「ドライリンZLX 歯付きベルト式リニアアクチュエータ(ZLX-8060-16)」を追加したと発表した。

 ドライリンZLXは、耐腐食性が高い滑り式リニアガイド「ドライリンW」と歯付きベルト、しゅう動性が高い高機能プラスチック「イグリデュールJ200」を使ったキャリッジで構成された歯付きベルト式リニアアクチュエーター。ドライリンWの中でもコンパクトな「サイズ16」を採用しており、より省スペースな機械の設計に役立つ。同社の他のリニアアクチュエーターとは異なり、キャリッジと歯付きベルトがリニアガイドの内部を走行する形状が特徴だ。また、市販の金具で機械や設備に取り付けられるため、設計や組み立てが簡単で工数削減につながる。耐荷重は最大150N(ニュートン)で、ストローク長は最大3500mmまで対応できる。

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