[活躍するロボジョvol.32]基本的なルールはしっかりと!/スターテクノ 鷲見真由子さん
初の海外出張
会社の雰囲気に引かれた
鷲見さんは「学生時代は、ロボットとは畑違いの分野を専攻していました」と述べる。高校卒業後は地元のマスコミ関連の専門学校に入学し、芸能マネジメントについて学んだ。「『自分が楽しめそう』との理由で芸能マネジメントを選びました」と言う。
同社に入社したのは、自宅の近くで会社説明会が開催されるとの案内を受けたのがきっかけだった。当初、鷲見さんは人生で初めて参加する会社説明会にとても緊張していた。しかし、いざ参加してみると、非常にフランクで親しみやすい会社の雰囲気に驚いたという。「専門用語や難しい内容を『分かからなくて当たり前』と丁寧に説明する姿勢に魅力を感じました」と述べる。
マスコミ関連の会社も受けていたが、最終的にはスターテクノの雰囲気や社員の人柄に引かれ、ロボット業界への道を選んだ。
安全第一を順守する
鷲見さんは働く中で「基本的なルールをしっかりと守ること」を大切にしている。具体的には「工場内の横断歩道を斜めに渡らない」「指差呼称を確実にする」など基本的なマナーやルールを徹底する。自社だけでなく、顧客の工場でも自動化設備の搬入中は安全第一を順守する。
「ルールを守らない人を見ると『本当にそれで良いのか』と違和感を抱きます。だからこそ、自分はルールをしっかりと守る。もしルールを破ってしまうと、会社の評判に悪影響を与える可能性もありますから」と語る。
営業部営業課SIerグループ広報担当の西岡郁音さんは、そんな鷲見さんを「非常に真面目で、正しいことをしっかりと主張できる人」と評価する。「一緒に仕事をする中で彼女の真面目さやルールを守る姿勢を強く感じました。展示会では、展示物の搬入や設置などにも真剣に取り組んでいます。周りに明るく接しつつ気配りも欠かさない、頼りになる存在です」とも話す。