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小型ロボット発売、シミュレーションアプリで導入支援/オリエンタルモーター

精密小型モーターメーカーのオリエンタルモーター(東京都台東区、川人英二社長)は5月30日、ロボットとモーター、モーター用ドライバーの新製品を発表した。多関節ロボットアーム「OVRシリーズ」は、水平多関節(スカラ)ロボットと垂直多関節ロボットをラインアップしており、同社のロボットコントローラーで簡単に制御できる。OVRシリーズの導入前のシミュレーションができるスマートフォン(スマホ)用アプリ「MRC Reality(リアリティー)」などと合わせ、顧客の自動化を支援する。

サービスが競争力の源泉に/スギノマシン

スギノマシン(富山県滑川市、杉野良暁社長)は自動化装置の導入をサポートする「自動化コンサルティングサービス」を中小企業向けに提供する。「今やサービスは生産設備の機能の一つといえるほどに必要不可欠な存在。またサービスの差別化は競争力の源泉にもなり得る」と杉野岳副社長は語る。工程の自動化だけでなく、生産管理システムも提供し、工場全体の効率化もサポートする。

川崎重工の橋本社長が新会長に、24年受注額は8600億円からの上振れを期待/日本ロボット工業会

 日本ロボット工業会は5月31日、都内ホテルで通常総会を開催した。今年度の事業計画の承認や役員の改選を行い、新会長に川崎重工業の橋本康彦社長兼最高経営責任者(CEO)、副会長に安川電機の小川昌寛社長、三明機工(静岡市清水区)の久保田和雄社長、スター精機(愛知県大口町)の塩谷陽一社長、ヤマハ発動機の太田裕之上席執行役員をそれぞれ選任した。

[ロボットが活躍する現場vol.36]樹脂成形の現場が一変! 5年で生産性2倍に【後編】/石川樹脂工業

樹脂成形を得意とする石川樹脂工業(石川県加賀市、石川章会長)は、この5年で生産性を約2倍まで引き上げた。従来は人手に頼りきりだったが、協働ロボットの導入を機に生産現場の景色を一変させた。後編では、同社が内製したロボットシステムの具体的な作業内容を中心に紹介する。

パートナーシップを締結し、協働パレタイズシステム開発/オークラ輸送機、ユニバーサルロボット

オークラ輸送機(兵庫県加古川市、大庫良一社長)とユニバーサルロボット(UR)の日本支社(東京都港区、山根剛代表)は6月4日、パートナーシップ契約を締結したと発表した。URの協働ロボットを組み込んだパレタイズシステム「EasyPAL(イージーパル)」をオークラ輸送機が開発し、同日から都内で開かれた展示会「FOOMA JAPAN(フーマジャパン)2024」で披露した。

[ロボットが活躍する現場 vol.36]樹脂成形の現場が一変! 5年で生産性2倍に【前編】/石川樹脂工業

樹脂成形を得意とする石川樹脂工業(石川県加賀市、石川章会長)は、この5年で生産性を約2倍まで引き上げた。従来は人手に頼りきりだったが、協働ロボットの導入を機に生産現場の景色を一変させた。石川会長は「地元の金融機関からも『無謀だ』と言われた。ただ、社内にロボットを扱えそうな人材や素養があったので、思い切ってリスクを取った。あの時に決断してよかった」と導入当時を振り返る。

差別化の鍵は素材にあり/コンバム 佐藤穣社長 インタビュー

今年3月、コンバムの開発担当役員だった佐藤穣(さとう・ゆたか)氏が社長に就任した。伊勢幸治前社長の逝去に伴う就任だが、「前社長の病気療養中からその業務を代行していたため、社内外ともそれほど混乱なく引き継げた」と佐藤社長は言う。「ロボットの真空ハンドにはまだまだ開発の余地がある」と話し、素材から研究して他社との差別化を図る。

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