
ロボットを直感操作、タブレット型ペンダントを協働型以外にも/安川電機
安川電機は10月29日、タブレット型のプログラミングペンダント「スマートペンダント」を「MotoMINI(モートミニ)」など小型垂直多関節ロボット4機種に適用し、「スマートシリーズ」として販売を開始した。
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安川電機は10月29日、タブレット型のプログラミングペンダント「スマートペンダント」を「MotoMINI(モートミニ)」など小型垂直多関節ロボット4機種に適用し、「スマートシリーズ」として販売を開始した。
人工知能(AI)などの先端技術を研究するオムロングループのオムロンサイニックエックス(東京都文京区、諏訪正樹社長)は11月11日、京都大学、東京工業大学、奈良先端科学技術大学院大学と、ロボット制御に関する共同研究プロジェクトを開始すると発表した。人の言葉(自然言語)による指示で、ロボットが多様な作業をできるようにする。
繊維製品メーカーのクラボウは、小型コネクターの締結作業を自動化するロボットシステムを10月25日に発売した。2020年4月に発売した線状物の認識に特化したロボット用高速3次元ビジョンセンサー「KURASENSE(クラセンス)」を搭載している。10月27日~29日に東京ビッグサイトで開かれた国際電子回路産業展(JPCAショー)で披露した。
ASPINA(アスピナ)ブランドで展開するシナノケンシ(長野県上田市、金子元昭社長)は11月9日、協働ロボットなどの関節部に適した「関節用薄型中空ブラシレスモータ」と移動式ロボットなどに使う「車輪駆動用薄型インホイールモータ」を開発したと発表した。「今後もラインアップの拡充は進めるが、ロボット向けのキーデバイス(鍵となる機器)をひと通りそろえることができた」とALビジネスユニット長の伊東宏明執行役員は言う。
自律移動型搬送ロボット(AMR)を開発するベンチャー企業のLexxPluss(レックスプラス、川崎市幸区、阿蘓将也社長)は11月8日、投資ファンドやベンチャーキャピタルのLogistics Innovation Fund(ロジスティクス・イノベーション・ファンド)、インキュベイトファンド、SOSV、三井住友海上キャピタル、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルに第三者割当増資を実施し、資金調達したと発表した。
来年6月30日~7月2日にかけて愛知県常滑市の展示会場「アイチ・スカイ・エキスポ」で開催される「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)2022」への意気込みを聞くこの企画。今回は、工作機械の周辺機器メーカーの松本機械工業(金沢市)の松本要社長に出展のきっかけなどを聞いた。「RTJ2022で積極的に製品情報を発信したいし、同時に顧客が抱える課題や問題もリサーチしたい」と語る。
総合商社のフジテックス(東京都新宿区、一森雄介社長)は11月2日、カナダの自律移動型搬送ロボット(AMR)メーカー、クリアパスロボティクスと国内の販売代理店契約を締結したと発表した。クリアパスロボティクスのAMR「OTTO(オットー)シリーズ」は、磁気テープ式の無人搬送車(AGV)のような床面へのテープ貼付が必要ない。フロアのレイアウト変更や封鎖されている通路、各種設備をリアルタイムで認識し、最適なルートを自動で走行する。最大積載量150kgの「オットー100」と同1250kgの「オットー750」、同1900kgの「オットー1500」の3機種をラインアップ。オットー750と同1500は荷物を積んだ荷役台(パレット)やラックを搬送でき、荷物の受け渡しを可能にするコンベヤーアタッチメントもそろえる。
国際ロボット連盟(IFR)は10月28日、2020年の産業用ロボットの導入実績を台数ベースで発表した。世界規模で新型コロナウイルス感染症が拡大したが、中国がけん引し、ロボット導入台数は前年比0.5%増の38万4000台だった。2017年、18年に続き、過去3番目の高水準を記録した。
名古屋市とイタリアのトリノ市の姉妹都市提携15周年を記念したイベント「“Nagoya×Torino”グローバル交流 with 5Gプロジェクト」が11月5日、名古屋市中区の名古屋市公館やトリノ市役所などで開催された。
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は11月9日、日立物流の千葉県にある物流センターで、3台の産業用ロボットを稼働したと発表した。同センターは、世界的スポーツシューズメーカーの日本国内唯一の拠点。