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2021.11.09

物流センターでのコンテナ投入、外装箱の処理を自動化/Mujin

 Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は11月9日、日立物流の千葉県にある物流センターで、3台の産業用ロボットを稼働したと発表した。同センターは、世界的スポーツシューズメーカーの日本国内唯一の拠点。

 「ムジンRobot(ロボット)ピースピッカー」により、外装箱の中にあるシューズボックスを1箱ずつ取り出して、仕分け用の小型コンテナに投入する作業を自動化し、空の外装箱も処理する。ムジンが培ってきたロボットの制御技術や、「ムジン3Dビジョン」によるマスター(事前の商品登録)レス対応、同社設計の特殊ハンドにより、工程の自動化を可能にした。

 物流センターで扱う物量には波があるが、複数台のロボットを稼働させたことで自動化率が向上し、労働環境の安定化に寄与する。

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