コロナ禍で改革は加速、テレワークは単なる感染症対策ではない/安川電機 小笠原浩社長
安川電機は2017年から、独自のデジタル技術を活用した業務改革(デジタルトランスフォーメーション、DX)の取り組みを進めてきた。BCPを意識したものではなかったが、「結果的に新型コロナウイルス禍での業務継続にも役立った」と小笠原浩社長は言う。「ウィズコロナ」の一つの形としてテレワークが浸透するが、各社員が在宅で業務を進めるなら、デジタル技術の活用は欠かせない。そこでデジタル化の旗振り役を務めた小笠原社長に、うまくいく秘訣(ひけつ)や注意点を聞いた。