産ロボ専用の手袋を発売/東和コーポレーション
作業用手袋メーカーの東和コーポレーション(福岡県久留米市、渡辺聡社長)は9月18日、ロボット専用のゴム手袋「ROBO Glove(ロボグローブ)」を発売する。手袋メーカーとして培った技術を生かし、表面に独自の滑り止め加工「マイクロフィニッシュ」を施した。これにより、水や油が付いた物も滑らずに持ち上げられる。合成ゴム層が手袋内部への水や油の侵入を防ぐため、水や油によるロボットやロボットハンドの故障も防げる。
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作業用手袋メーカーの東和コーポレーション(福岡県久留米市、渡辺聡社長)は9月18日、ロボット専用のゴム手袋「ROBO Glove(ロボグローブ)」を発売する。手袋メーカーとして培った技術を生かし、表面に独自の滑り止め加工「マイクロフィニッシュ」を施した。これにより、水や油が付いた物も滑らずに持ち上げられる。合成ゴム層が手袋内部への水や油の侵入を防ぐため、水や油によるロボットやロボットハンドの故障も防げる。
ヤマハ発動機は9月6日、小型の水平多関節(スカラ)ロボット「YK400XR」の後継機「YK400XE」を開発したと発表した。アームの剛性やコントローラーの性能を向上。最大可搬質量を従来比1.4倍の4kgに高め、標準サイクルタイムを10%短縮した。ボルトなどの位置を従来機とそろえているため、置き換えも容易。軌跡精度も向上しており、精密組み立てやシール剤を塗布するシーリング動作に適する。
FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は9月26日、仙台市青葉区のTKPガーデンシティ仙台で「SIer’s Day(エスアイアーズ・デイ)in 仙台 2019 autumn(オータム)」を開催する。ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)が対象のイベント。
ギアなどの自動車部品を製造する武蔵精密工業は今年、人工知能(AI)システムの外販に乗り出す。自社設備として研究開発してきたAI外観検査システムなどを販売する。「製造業がAIを取り入れるのは必然。今のパソコンのように、10年後にはどの企業も当たり前に使うものとなる」と大塚浩史社長は言う。
FA、ロボット、ロボマシンの3本柱と、モノのインターネット(IoT)基盤の「FIELD(フィールド)システム」で事業展開するファナック。今年4月に社長兼最高経営責任者(CEO)に就任した山口賢治氏は「組織は人で成り立っているとつくづく感じる」「商品に誇りを持てる社員でなければ、いいものは作れない」と言い、社内環境の整備に力を注ぐ。
産業技術総合研究所(中鉢良治理事長)の人工知能研究センターは8月29日、大阪大学や中京大学と共同で、ロボットによる部品の取り出しや組み立てを容易にする人工知能(AI)を開発したと発表した。
ギアなどの自動車部品を製造する武蔵精密工業は今年、人工知能(AI)システムの外販に乗り出す。自社設備として研究開発してきたAI外観検査システムなどを販売する。「製造業がAIを取り入れるのは必然。今のパソコンのように、10年後にはどの企業も当たり前に使うものとなる」と大塚浩史社長は言う。
注)新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、「ロボットテクノロジージャパン2020」は開催中止となりました(4月13日修正)
[vol.1]ROBOT TECHNOLOGY JAPANに込める思いとは/RTJ事務局長インタビュー
[vol.2]優しくつかめるAハンド、加工現場でどう使う?/安藤
[vol.3]製品PRしつつトレンドをキャッチ/コスメック
[vol.4]火の国のSIer、愛知で受注を伸ばす/シナジーシステム
東京都中小企業振興公社は、9月12日に東京都台東区のAP秋葉原で、「第3回ロボット導入・活用セミナー」を開催する。オムロンや、搬送ロボットメーカーのZMP(東京都文京区、谷口恒社長)が自動搬送ロボットの活用事例を紹介する。製品を使ったデモも披露する。
研究用のヒト型ロボットや教育用ロボットなどを開発、販売するアールティ(東京都千代田区、中川友紀子社長)は、第三者割当増資と借入により約4億円を調達したと発表した。スパークス・アセット・マネジメント(東京都港区、阿部修平社長)が運用する未来創生2号ファンドなど、合計4社が引き受け先となった。