フランスの産業展が日本に初上陸、多彩なロボット提案に注目集まる
製造業関連の専門展「スマート・マニュファクチャリング・サミット・バイ・グローバル・インダストリー(SMS)」が3月13日~15日の3日間、愛知県で開催された。フランスの産業展が日本に初上陸し、会期3日間で1万人以上が来場した。日本や欧州のロボットメーカーなどが多彩なロボットシステムを提案し、来場者の注目を集めた。
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製造業関連の専門展「スマート・マニュファクチャリング・サミット・バイ・グローバル・インダストリー(SMS)」が3月13日~15日の3日間、愛知県で開催された。フランスの産業展が日本に初上陸し、会期3日間で1万人以上が来場した。日本や欧州のロボットメーカーなどが多彩なロボットシステムを提案し、来場者の注目を集めた。
鋳造装置メーカーの新東工業が6軸力覚センサーの事業に本格参入してから、今年2月で丸5年が経過した。この5年間で力覚センサー「ZYXer(ジクサー)」の製品ラインアップを広げた他、フレキシブルプリント基板(FPC)の挿入作業などの主要なアプリケーション(使い方)向けのパッケージシステムも開発した。今後は小回りを生かしたカスタマイズ対応で競合との差別化を狙い、さらなる事業拡大を目指す構えだ。
川崎重工業は3月12日、神戸市西区にある西神戸工場のロボット第1工場で「最先端の物流業界向けロボットソリューション内覧会」を開催した。特に貨物輸送事業者などを対象に、輸送用コンテナから貨物を取り出すデバンニングロボット「Vambo(バンボ)」の高速化オプションなど物流業界向けの自動化システムを紹介した。
ロボットのシステムインテグレーション(SI)に関する基礎知識を紹介していく本連載企画。「生産技術概論④」からは、ロボット導入にも関係がある生産技術関連の基礎知識を取り上げる。ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だけでなく、ロボットを導入するユーザー企業側にも必要な知識だ。
バリ取りの作業を自動化する各種システムを設計、製造するFINESYSTEM(ファインシステム、愛知県豊田市、大羽達也社長)は今年2月、アルミダイカストや鋳物、鋳造品などの大型ワーク(加工対象物)のバリ取りに対応する高トルク型エア・フロート・アタッチメント「AF150型」を発売した。
野村不動産は、物流現場の幅広い課題解決を目的とした取り組み「Techrum(テクラム)」を推進している。ロボットや搬送機器、デジタル技術など物流に関連する技術を持つ企業が多く参画し、連携や協力による「共創」で新たなソリューションを生む。
物流ロボットの月額レンタルサービスを展開するプラスオートメーション(東京都江東区、山田章吾社長)は新たに、ロボット自動倉庫の取り扱いを開始する。「仕分けや搬送だけでなく、その隣接領域である保管とピッキングもカバーすることで、顧客に提供する価値の増大を図る」とセールス&マーケティング本部の野中大介本部長は話す
デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は、北川鉄工所のエアグリッパー「NTS311」(=写真左)と板金加工機械の専門商社ファブエース(横浜市都筑区、浅野慎一郎社長)のティグ(TIG)溶接支援ロボットシステム「Co TIG Welders(コ・ティグ・ウェルダーズ)」(=同右)の2製品をUR公認の周辺機器「UR+(プラス)」に認証した。
最近よく聞く言葉だけど、「それどんな意味?」と聞かれたら自信を持っては答えにくい――。そんな言葉はありませんか? 新連載コラム「いまさら聞けないキーワード」では、そんなロボット業界のキーワード・新ワードを紹介します。今回は、2022年に初開催し今年7月に第2回展の開催を控える産業用ロボットと自動化システムの専門展示会「ロボットテクノロジージャパン」です。
モーター内蔵型のローラー「パワーモーラ」を中核としたマテリアルハンドリング(マテハン)機器を製造、販売する伊東電機(兵庫県加西市、伊東徹弥社長)は2月29日と3月1日の2日間、愛知県刈谷市の「刈谷市産業振興センター」でプライベートショー(PS)「id-Fair ~POWER MOLLER 運び方改革展~ in 刈谷」を開催した。2日間で約500人が来場した。