力覚センサーを応用したピッキングシステム発売/新東工業
新東工業は10月6日、「ピッキングオートメーションシステムby ZYXer(ジクサー)」を発売したと発表した。これは同社製の6軸力覚センサー「ZYXer」を応用したロボットシステムだ。
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新東工業は10月6日、「ピッキングオートメーションシステムby ZYXer(ジクサー)」を発売したと発表した。これは同社製の6軸力覚センサー「ZYXer」を応用したロボットシステムだ。
グローバルにビジネスを展開する中国の搬送ロボットメーカーVisionNav Robotics(ビジョンナビロボティクス)は、日本市場への提案を強める。無人搬送フォークリフト(AGF)をはじめ無人搬送車(AGV)や自動けん引車なども活用し、搬送業務を自動化する。日本法人ビジョンナビロボティクスジャパン(東京都新宿区)の任娜(Kiki)ゼネラルマネージャーは「センシング技術と搬送ロボットの幅広いラインアップで、搬送のソリューションを提案したい。今後の開発を進める上で重要な新拠点を、来年日本に開設する」と語る。
日本ロボット工業会などが主催する世界最大級のロボット専門展「2023国際ロボット展(iREX2023)」が11月29日~12月2日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれる。過去最大規模での開催で、運営委員長の橋本康彦川崎重工業社長兼最高経営責任者(CEO)は「ロボットがエッセンシャル(不可欠)な存在になっていくことをぜひ感じてほしい」と述べた。
クラボウは10月2日、ケーブルなどの柔軟物を高速で認識できる3Dビジョンセンサー「KURASENSE(クラセンス)」の新機種「Kurasense(クラセンス)C100FX」を発売した。
安川電機は10月6日、北九州市八幡西区の本社で会見を開き、2024年2月期の第2四半期の決算を発表した。会見には小川昌寛社長と村上周二専務執行役員、林田歩上席執行役員が出席し、東京本社の会場にもオンラインで中継した。
10月5日に2023年度の「グッドデザイン賞」が発表された。同賞はデザインに優れる物事を顕彰するもので、日本デザイン振興会が主催する。今年は応募数5447件に対し、厳正な審査を経て1548件が受賞した。オムロンの自律走行型搬送ロボット(AMR)やブリヂストンのロボットハンドなど、ロボット関連の受賞も目立った。
国際ロボット連盟(IFR)は9月26日、2022年の世界の産業用ロボットの導入実績を台数ベースで発表した。全世界の工場における産業用ロボットの新規導入台数は前年比5%増の55万3052台と、50万台を2年連続で上回った。
フィルムの押出成形機などを手がけるアクスモールディング(東京都大田区、横田新一郎社長)は、フィルム製造を安全に訓練できるシステムを開発した。VR(仮想現実)技術を利用し、停止中の機械があればフィルムを作る工程を学べる。横田社長は「フィルムの製造時に、危険な箇所の近くで手作業が発生する。それを安全に訓練できるようにして、現場に入ってくる人を増やしたい」と語る。同社はフィルム製造工程のロボット化も提案しており、訓練システムのVR映像にもロボットシステムを組み込んだ。訓練システムの普及と同時に一部作業のロボット化も目指す。
世界最大級の工作機械展「EMOハノーバー2023」が9月18日~23日の6日間、ドイツのハノーバーで開催された。約1850社・団体が出展し、約9万2000人が来場した。「自動化」が今回展の目玉の一つで、出展者各社は人手不足が深刻な欧州市場に向けて多種多様な自動化ソリューションを提案した。
印刷業のデジタルトランスフォーメーション(DX=デジタル技術による変革)推進サービスを提供するイメージ・マジック(東京都文京区、山川誠社長)は9月26日、Tシャツなどの布プリント用回転プレス機「IMPR-A4R」と、協働ロボット「CGXi G12/G6」を10月に発売すると発表した。