農業ロボベンチャー企業がピーマン産地の町と協定締結/AGRIST、東串良町
ピーマンやキュウリの収穫ロボットを開発するベンチャー企業のAGRIST(アグリスト、宮崎県新富町、斎藤潤一社長)は2月4日、鹿児島県東串良町と包括連携協定を締結したと発表した。
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ピーマンやキュウリの収穫ロボットを開発するベンチャー企業のAGRIST(アグリスト、宮崎県新富町、斎藤潤一社長)は2月4日、鹿児島県東串良町と包括連携協定を締結したと発表した。
技術者派遣事業を手掛ける日研トータルソーシング(東京都大田区、清水浩二社長)は2月4日、産業用ロボットやマテハン設備、各種製造装置などの保全技術者を育成する施設「関東テクノセンター」を開設したと発表した。場所は、相模原市中央区の物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原」内。工場で使われる製造設備の他、自動化・効率化が進む物流向け設備の保全エンジニアの育成にも注力していく方針だ。
物流施設向けに自動化システムなどを提供するGROUND(グラウンド、東京都江東区、宮田啓友社長兼最高経営責任者)は1月28日、カスミ(茨城県つくば市、山本慎一郎社長)が運営するスーパーマーケット「BLΛNDE(ブランデ)つくば並木店」に物流ロボット「PEER(ピア)」が採用されたと発表した。
NECは1月27日、搬送ロボットの安全で高効率な稼働を実現する制御技術を開発したと発表した。搬送ロボットが自律的に判断し、作業者や床上の物品などの障害物がなくリスクが低い場所では最短距離を高速走行し、リスクが高い場所では確実に回避できる経路を低速走行する。2023年度に実用化予定で、自社の搬送ロボットに搭載する。
「人工の腕・手」である産業用ロボットと、「人工の知能」であるAIの相性は抜群だ。この2つを組み合わせれば、幅広い作業を柔軟にこなせる汎用性の高いシステムを構築できる。新規参入が相次ぐ「AI×ロボット」。その最新事例として、後編では日栄機工(愛知県豊田市、川元敦史社長)が販売するドイツNEURA ROBOTICS(ニウラロボティクス)のAIロボットを取り上げる。
物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」を製造、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は1月27日、キャリロの複数台制御や運用の可視化をするシステム「ROBO-HI(ロボハイ)」が、プラスオートメーション(東京都港区、飯間卓社長)の庫内実行システム「+Hub(プラスハブ)」と連携したと発表した。プラスハブを介して、一元的にロボハイの機能を使用できる。
プラスオートメーションはさまざまなメーカーのロボットで構築した物流自動化システムを月額制で提供する企業で、キャリロも取り扱い製品の一つ。
「人工の腕・手」である産業用ロボットと、「人工の知能」であるAIの相性は抜群だ。この2つを組み合わせれば、幅広い作業を柔軟にこなせる汎用性の高いシステムを構築できる。新規参入が相次ぐ「AI×ロボット」。その最新事例として、前編では総合商社の兼松のAI外観検査システムを取り上げる。
アイリスオーヤマ(仙台市青葉区、大山晃弘社長)とソフトバンクロボティクス(東京都港区、富澤文秀社長兼最高経営責任者)は2月2日、中国のKeenon Robotics(キーノンロボティクス)の運搬・配膳ロボット「Keenbot(キーンボット)アイリスエディション」の国内販売を開始した。
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するZOZO(ゾゾ、千葉市美浜区、澤田宏太郎社長兼最高経営責任者)は1月28日、茨城県つくば市に新設する物流拠点「ZOZOBASE(ゾゾベース)つくば3」において、設備投資による業務の自動化を推進すると発表した。既存拠点と比べ、約30%の省人化を目指す。
人工知能(AI)技術の一種である「モーションプランニング」を活用した知能ロボットシステムを提供するMujin(ムジン、東京都江東区)。ロボットが普及するには「システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)がもうかる仕事になることが重要」と滝野一征最高経営責任者(CEO)は言う。その先に見据えるのは、製造や物流の現場にロボットがあることが当たり前の世の中だ。「スマートフォン(スマホ)を買う時に、採算を取れるかを考える人はいない。同様に、ロボットもスマホレベルの『必需品』にしたい」と滝野CEOは話す。