
[2023国際ロボット展リポートvol.20]システムの立ち上げが簡単に/OnRobot、京セラ、チトセロボティクス、シュンク、アジリル
ロボットや周辺機器は年々使いやすくなっているものの、システムの立ち上げや調整には手間がかかるのが現状だ。これを簡単にする提案も国際ロボット展(iREX)の会場には多かった。アプローチは多彩で各社各様だ。国際ロボット展の展示リポートvol.20では、システムの立ち上げを簡単にするソリューションを紹介する。
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ロボットや周辺機器は年々使いやすくなっているものの、システムの立ち上げや調整には手間がかかるのが現状だ。これを簡単にする提案も国際ロボット展(iREX)の会場には多かった。アプローチは多彩で各社各様だ。国際ロボット展の展示リポートvol.20では、システムの立ち上げを簡単にするソリューションを紹介する。
産業用ロボットは、各種付属品や周辺機器で機能の付与や拡張が可能だ。センサーやハンドチェンジャー、昇降軸など、ロボットの機能を拡張できる製品は多岐にわたる。国際ロボット展(iREX)の展示リポートのvol.19では、会場で見つけた多様な付属品・周辺機器を紹介する。
近年大きなトレンドとなっているのが、安全柵なしで人と同じ空間で稼働できる協働ロボットだ。vol.4のDobot Robotics(ドゥーボットロボティクス)やvol.13のユニバーサルロボットなど、これまでも海外の協働ロボットメーカーを取り上げてきたが、その他にも海外の協働ロボットメーカーの出展は目立った。
「2024年問題」が昨今大きな話題になっている。今春からトラックドライバーの時間外労働時間が制限され、物流業界で深刻な人手不足になると危惧されている。トラックドライバーは荷物の積み降ろしなどの荷役作業の待機時間が多い。その作業を効率化する提案が国際ロボット展の会場でも相次いだ。コンテナからの荷降ろしをするデバンニングロボットや、パレット(荷役台)に荷物を積み込むパレタイズや荷降ろしをするデパレタイズのシステムなどが注目を集めた。
近年大きな注目を集める自動化機器が、無人搬送車(AGV)や自律走行型搬送ロボット(AMR)だ。工場や倉庫で物を運搬を担う。国際ロボット展の会場でもAGVやAMRが多数展示された。屋内だけでなく屋外も走行できる製品や、自動フォークリフト(AGF)を提案する企業もあった。
ダイフクは2023年12月19日、滋賀県日野町の滋賀事業所内に新設した第二高層棟で、最新の高速・高層自動倉庫クレーンの走行実験を開始したと発表した。
HCI(大阪府泉大津市、奥山浩司社長)は12月23日、本社に併設するカフェ「HCIロボハウス」で、子どもが配膳ロボットの使い方と接客を学ぶイベント「ロボザニア」を開催した。泉大津市の後援で同市内の保育所や小学校に通う子どもと保護者7組が参加。HCIロボハウスのテーブルが満席になる好評ぶりだった。
「2024年は成長ムーブを待つ」と話す安川電機の小川昌寛社長。鍵となるのは中国経済の質的な回復と、半導体市場の回復。中長期的には着実な成長が見込まれるだけに「悲観的ではない」と言う。また、「2023国際ロボット展(iREX2023)」で発表した「MOTOMAN NEXT(モートマンネクスト)」はユーザーの裾野を広げ、市場規模そのものを拡大する可能性を秘める。「小さくても成功事例が出れば、一気に広がるだろう」と期待を寄せる。
ロボットダイジェストでは、2023年の1年間で373 本の記事を公開した。各種連載やキーマンへのインタビュー、展示会リポートなど、その記事は多岐にわたる。23年の公開記事で最も注目を集めたのはどの記事か。閲覧数など基準にした年間ランキングのトップ10を紹介する。
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は2023年12月21日、オランダに欧州初の現地法人を設立したと発表した。