「人と機械の共生」で自動化/安川電機
設備をつなぎ「見える化」
入間事業所は小型のサーボモーターとサーボアンプの製造拠点。従来からの第1、第2工場に加え、昨年7月にソリューションファクトリが完成し、12月から本格稼働した。
ソリューションファクトリは2階建てで延べ床面積は7642㎡。サーボモーターとサーボアンプの「Σ(シグマ)-7シリーズ」を生産する。生産能力は月産10万台。
アイキューブメカトロニクスのコンセプトを実証するモデル工場の位置付けで、IoTサービスの核となるソフトウエア「YASKAWA Cockpit(安川コックピット、YCP)」を導入。各設備をネットワークでつなぎ、稼働データなどをYCPに集めて解析することで、生産設備の状態監視や故障予知を可能にした。YCPは統合基幹業務システムや製造実行システム、ビッグデータを保管するサーバーとも連携できる。