[ロボットが活躍する現場vol.13]立ち食いそば屋でロボットが麺をゆでる
1カ月の実証実験
協働の特徴生かしシンプルに
最古が最先端に
今回のロボット導入では、全体のオペレーションをあまり変えずにゆでる作業だけをロボットに置き換えられた。そのため、JR東日本スタートアップの柴田社長は「駅の立ち食いそば屋、いわゆる『駅そば』では年齢層の高いスタッフも多く働いているが、これならばスムーズに導入できる」と印象を述べる。
また、「駅そばは駅併設の飲食店として最も古い業態。それを最先端技術で自動化したことの意義は大きい」と述べた。
コネクテッドロボティクスの沢登社長は「オクトシェフなど他のシステムは既に実績があり、引き合いも増えている。今回のそばロボットもいずれは水平展開していきたい」と語る。
(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)