ロボットやAI、IoTの人材育成講座を7月から開講/名古屋市・名古屋工業大学
名古屋市と名古屋工業大学の産学官金連携機構(機構長・江龍修同大学副学長、※編集部注:金は金融機関のこと)は2020年7月から「ロボット・AI・IoT導入及びサイバーセキュリティ対策 専門人材育成講座」を開講する。5月28日から受講申し込みの受け付けを開始した。
今回は①人工知能(AI)・モノのインターネット(IoT)導入②ロボット導入③サイバーセキュリティー対策――の3つの領域で講座を開く。
IoTやサイバーセキュリティーの専門知識を持つ大学教授や、ロボットシステムの構築を担う地元のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の社員などが講師を務める。名古屋市と同機構は講座を通じ、それぞれの領域で高い専門性と実践的な問題解決力を兼ね備えた人材を育成する考え。
講座は全部で16回。各講座で最大30社まで募集する。受講費用は無料。
新型コロナウイルス感染症の影響次第では講座の日程や内容、方法を変更する可能性はあるが、同大学で対面型の講義を予定している。座席の間隔を空け、参加者にマスクの着用を依頼するなどの予防対策を取るという。
申し込みの期間は5月28日~6月17日まで。詳細な情報や申込書のダウンロードは同機構の「なごやロボット・IoTセンター」のウェブページから。申込書の送付先は同センターのメールアドレスn.r.i.center@adm.nitech.ac.jp(@は半角)。
(ロボットダイジェスト編集部 桑崎厚史)