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2020.07.21

ロボットによるコネクター挿入が簡単に/第一精工

 コネクターなどの電子部品や自動車部品を製造する第一精工は7月15日、ロボットの先端に取り付けるエンドエフェクタ―として、コネクターを自動挿入できる「ES-Gripper(エスグリッパー)」を開発したと発表した。
 同社が「I-PEX(アイペックス)」のブランドで販売するトルクセンサー「ESTORQ(エストルク)」を応用したもので、挿入時にコネクターの位置を正確に自動調整するだけでなく、専用ソフトウエアを使えば作業時の力を記録し、データの追跡も可能。アタッチメント部分を交換することで、さまざまなタイプのコネクターに対応できる。

 なお、第一精工は8月1日に、同社のブランドと同じI-PEXに社名を変更する。

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