2020.10.15 指先の感覚を与える力覚センサーが国内ロボメーカーに採用/新東工業 Tweet 大手鋳造装置メーカーの新東工業は10月13日、昨年2月に開発したひずみゲージ式6軸力覚センサー「ZYXer(ジクサー)」がファナック、川崎重工業、デンソーウェーブ(愛知県阿久比町、中川弘靖社長)の国内ロボットメーカー3社のオプションとして正式採用されたことを発表した。 繊細な力加減が必要な作業に適する ジクサーは従来の力覚センサーと比べて計測精度が高く、より小さな力の変化も検知できる。そのため、繊細な力加減が必要な精密組み立てや研削、バリ取りなどの作業の自動化に貢献する。 人の指先の感覚をロボットに与えられるため、組み立てや研削などの製造分野だけでなく、流体を注ぐ作業や食材の盛り付け、計量、遠隔手術といったさまざまな分野での活用も期待できる。 関連記事:[注目製品PickUp!vol.27]熟練工の力加減をロボがまねる【前編】/新東工業「ZYXer」 関連記事:[注目製品PickUp!vol.27]熟練工の力加減をロボがまねる【後編】/新東工業「ZYXer」