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ロボット要素部品

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オンライン展で「センサー一体型ハンド」などロボット向けも提案/DIC

DICは今月から12月13日まで、「ケミトロニクスonline(オンライン)展示会」を開催している。エレクトロニクス分野の顧客向けに同社の化学素材を提案するもので、「産業用/民生用ロボット」も主な対象分野の一つに掲げる。モーターや減速機、ロボットハンド、制御装置などロボットの要素部品向けに、適した接着剤やシール材、圧電接触センサーなどを提案する。

[活躍するロボジョvol.33]ニーズに合った製品を提供したい/ニッセイ 木下春香さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第33回は、ニッセイで減速機「UXiMO(アクシモ)」シリーズの「中実タイプ」の開発に携わった木下春香さんを紹介する。今年4月、入社以来6年間にわたり開発に力を注いできた中実タイプがついに発売された。「製品カタログが出来上がった時に、自分が手掛けた製品が世の中に発表されるんだと実感が湧いた」と話す。今後は中実タイプの性能改善や特注品への対応の他、中実タイプを応用した新製品の開発などにも取り組む。

高剛性減速機のラインアップにブラケット取り付けタイプを追加/ニッセイ

ニッセイは10月1日、高剛性減速機「UXiMO(アクシモ)」ブランドのラインアップに、ブラケットを取り付けた「ギアヘッドタイプ」を追加した。減速機とブラケット(取り付け用部材)を組み合わせることでサーボモーターに簡単に連結でき、作業効率を高められる。各メーカーのサーボモーターに適合するブラケットを豊富にそろえ、出力軸はフランジ軸とストレート軸の2種類をラインアップする。

[SIerを訪ねてvol.46]FA商社のSIer事業だからこその強み/特電

制御機器を中心に取り扱うファクトリーオートメーション(FA=工場自動化)商社の特電(静岡県沼津市、加藤秀敏社長)。システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)として、FA商社の強みを生かした自動化システムの構築に取り組む。加藤社長は「両輪の強みを生かして、『ワンストップカンパニー』を目指す」と話す。

国内製造業のために、良い物を現場へ/シュマルツ 小野雅史社長

ドイツに本社を置く真空機器メーカー、シュマルツの日本法人社長に小野雅史氏が就任した。就任日は7月1日。まずは2024年いっぱいをかけて、前任のゲッテゲンス・アーネ現会長の業務やこれまでの基盤を引き継ぐ。その後は、以前も海外メーカーの日本法人を率いていた経験を生かして、新たな取り組みにも着手する構想を立てている。小野社長は「海外メーカーの優れた生産財を紹介することで、品質や生産性向上などの面から国内製造業に貢献したい」と意気込む。

新規事業は「ロボット・自動化」、大手企業の展示に注目集まる/シャープ、DIC

7月24日~26日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで機械部品などの展示会「テクノフロンティア2024」が開かれた。モーターなどの機械部品や電子部品関連のソリューションが多い展示会だが、ロボットや自動化システムを展示する企業もあった。中でも、大手企業が新規事業として取り組むロボットや自動化関連の展示には大きな注目が集まった。

「吸着ハンドは難しい」。だからこそ、部品メーカーの次の一手/日本ピスコ

空圧機器メーカーの日本ピスコ(長野県岡谷市、河西利行社長)は昨年8月、「ロボットハンドユニット設計サービス」を始めた。顧客の要望に合わせて、ロボットハンドを設計し、一体のユニットにして提供する。すでに、段ボール箱の組み立て用のロボットハンドを製作するなどの実績もある。部品メーカーのイメージが強い同社が、このようなユニット設計から手掛けるサービスを始めた狙いとは。

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