川崎重工業は5月20日、関西国際空港の出発ターミナル入り口に自動PCR検査ロボットシステムを設置したと発表した。
同システムは川崎重工がシスメックス、メディカロイド(神戸市中央区、浅野薫社長)と共同で開発した。
川崎重工は空港運営会社と連携し、空港利用者や関連施設の職員へのPCR検査サービスを本格化する。産業用ロボットによる無人化・自動化で、大量の検査を高精度に安定してでき、医療従事者の負担を軽減する。
システムはコンテナを用いた移動式で、1日(16時間稼働)あたり最大2500検体の検査をロボットにより完全自動化できる。移動式のため、さまざまなイベントでも活用できる。