愛同工業の自動車部品工場に協働ロボ導入/ユニバーサルロボット
協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は9月13日、自動車部品の相手先ブランドでの製造(OEM)をする愛同工業(愛知県大府市、渡辺裕介社長)の複数の製造工程に、同社の協働ロボットが採用されたと発表した。加工設備への材料の付け外しなどを協働ロボットが担う。
愛同工業は2017年に、洗浄後の部品をエアブローする工程に最初のUR製協働ロボットを導入した。その後、製品テストや部品の洗浄工程へも協働ロボットを導入し、3年間で40台を導入した。
愛同工業の渡辺社長は「人間の知恵をロボットに織り込むことで、さらに生産性を上げることができるようになった。これこそが真の“協働”だと思うし、ここに働きがいややりがいのヒントがあるのではないかと思う」と述べた。