台湾テックマンに出資し、提携関係を強化/オムロン
オムロンは10月25日、台湾の協働ロボットメーカーのテックマンロボットへの出資を発表した。出資率は約10%で、2021年12月に実施予定。
オムロンとテックマンは18年に戦略的提携をしており、テックマンの協働ロボット「TMシリーズ」をオムロンの販売網で世界に販売してきた。また、オムロンの無人搬送車とTMシリーズを組み合わせた自律移動型ロボット「モバイルマニピュレーター」を共同開発した実績もある。今回出資することで、この提携関係をさらに強化する。
オムロンの辻永順太インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー社長は「今回のテックマンとの提携強化により、ものづくり現場において人とロボットの協調をさらに進化させていく」と語る。
テックマンのホー・シーチー会長は「オムロンとの協働によりテックマンの協働ロボットは世界中での評価が高まっており、イノベーションを通じて人間の生活を向上させるというわが社の使命の達成にもつながっている」と話す。