在日ドイツ商工会議所、ドイツ・ザクセン州の視察ツアー申し込み開始
在日ドイツ商工会議所はドイツのコンサルタント会社と組み、9月11日から9月17日まで、ドイツ・ザクセン州で「生産オートメーション化と未来のロボットクラスター視察ツアー」を行う。その申し込み受け付けを開始した。同ツアーはドイツ貿易・投資振興機関の地域国際化プログラム(ISW)と、ザクセン州の助成を受けている。
ザクセン州は、ドイツの中でも特にロボットとオートメーション産業が盛んな地域。ソフトウエアやメカトロニクス、半導体産業が集積し、独自の高い技能を備えたビジネスのエコシステムを持ち、ロボット開発に関心を持つ企業から注目を集めている。ドイツ16州の中で研究者が最も多く、スタートアップ企業にとって重要な活動拠点ともなっており、ロボット関連企業や研究機関にとって魅力的な地域だ。また、日本企業40社以上が、すでにザクセン州に進出しているという。
同視察ツアーは日本のロボット関連企業や官公庁、地方自治体、業界団体などを対象に実施する。ザクセン州独自のエコシステムや研究開発関連施設への視察、欧州の中心にあるロボットクラスター関連企業や研究機関との意見交換、ロボットフェスティバルへの参加などのプログラムを予定している。
締め切り日は8月5日。詳細確認や申し込みはウェブページから。