日本マテリアルフロー研究センターが「2023年新年賀詞交歓会」を開催
物流に関する調査研究や人材育成などを手掛ける日本マテリアルフロー研究センター(JMFI、会長・松川弘明慶応義塾大学教授=写真)は1月13日、「2023年新年賀詞交歓会」を開催した。
同センターは、物流関連の機器メーカーや物流サービス会社、物流部門を持つ企業などが幅広く参加する団体だ。賀詞交歓会には、倉庫や工場内でのマテリアルハンドリング(マテハン)の自動化を担うマテハン機器のメーカーも多数参加した。
第一部では、経済産業省商務・サービスグループで物流企画室長などを兼任する中野剛志消費流通政策課長が「フィジカルインターネット実現のロードマップ」をテーマに講演。物流の現状や今後のアクションプランなどを紹介した。
第二部では懇親会を実施。乾杯に先立って松川会長があいさつし、「物流はわが国の経済安全保障の上で重要で、東南アジアを含めたアジア圏内での物流が大事になっている。アジア向けに、工業製品に加え食品の輸出も政府は増やす方針で、JMFIではアジアの物流ネットワーク構築に力を入れる」との方針を語った。
(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)