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2023.04.11

マスク外し、新社長とともに入社式/安川電機

小川社長が歓迎と激励の言葉を贈った

 安川電機は4月3日、北九州市の本社講堂で入社式を行った。新入社員は政府方針に基づきマスク着用を任意とし、同社役員はマスクを外して入社式に臨んだ。今年度入社したのは、昨年度より3人多い95人。うち男性は77人、女性は18人で、大学および大学院卒が63人を占めた。昨年度に引き続きオンラインでの選考だったため、新入社員がそろって顔を合わせるのは入社式が初となった。

 3月1日付で就任した小川昌寛社長は「サーボ、インバーター、コントローラー、そしてロボットといった自動化ソリューションに欠かせない製品を扱い、その全てが世界トップレベルの地位を持つのは、われわれ安川グループのみと認識している。安川電機という会社が皆さんにとって多様な学びの場、そして成長の場になり、社会に貢献する自負心と誇りを胸に充実した人生を送ることを切に願う。皆さんの新たな力と可能性に大いに期待している」と歓迎の言葉を贈った。

岩本龍樹さんが誓いとお礼の言葉を述べた

 辞令交付に続き、新入社員を代表して岩本龍樹さんが「小川社長の激励の言葉に、感激するとともに身が引き締まる思い。私たちは学生生活の間、新型コロナウイルス禍という社会の変化を目の当たりにしてきた。この先も予測できない事態が待ち受けていることと思うが、変化をチャンスと捉え、仲間とともに知恵を出し合って前向きにチャレンジしていく」と誓いを述べた。

最後に講堂から正面入口の前に移動し、晴天のもと恒例の集合写真を撮影した。

  • 欠席者なく新入社員全員が入社式に参加

  • 赤星遥平さん

 長崎大学大学院工学研究科を卒業した赤星遥平さんは、「オンラインでの選考では、人柄や性格、表情を見てもらうために前のめりの姿勢を心掛けた。大学での研究を生かし、モーターの開発に取り組みたい。入社式はマスクを外して参加した。自分たちが新しい時代を作る意気込みで、思い切って外した」と語った。

杉村咲香さん

 大分大学福祉健康科学部を卒業した杉村咲香さんも「環境の変化や困難も柔軟に乗り越えられる性格が強み。これから始まる研修に向けて体調管理を考え、マスクをつけて入社式に参加した。まずは同期の皆さんと仲良くなりたい。そのためにも、これからは時と場合に応じてマスクを外すつもり」と笑顔で語った。

(ロボットダイジェスト編集部 松川裕希)

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