大型汎用ロボット「MXPシリーズ」を発売、動作性能など向上／川崎重工業
川崎重工業は５月10日、大型汎用ロボット「MXPシリーズ」の国内販売を開始した。今後国外でも順次販売する。
同シリーズは、従来の「MXシリーズ」をより早く、よりコンパクトに、より動作範囲を広く進化させたもの。アームの軽量化や制振制御により、サイクルタイムを最大21％短縮。バランス機構をアーム内側に配置することで、コンパクトなボディーと広い動作範囲を実現した。重量物のハンドリングや組み立てなど幅広い作業に活用できる。
まずは最大可搬質量360kg・最大リーチ3.2mの「MXP360L」と、最大可搬質量410kg・最大リーチ3.7mの「MXP410L」の２機種をラインアップし、順次シリーズを拡大していく。
