要素技術・部品で自動化が変わる【前編】/日本ものづくりワールド
ロボットの自作は難しくない/オリエンタルモーター
ポイントは、新開発のロボットコントローラー「MRC01」だ。
同コントローラーに対応するプログラミングソフトウエア「MRC Studio(スタジオ)」を使えば、プログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)などの知識がなくても、動作プログラムを作成できる。ロボットとして使用する際の基本的な動作のひな形があらかじめ用意されており、自作ロボットの軸構成やサイズ、作業内容に合わせて数値を入力すれば、ロボットを稼働させられる。
「部品のちょっとしたピック&プレースなど、簡単な作業なら自作ロボットで十分できる。自作のニーズは高まっており『こんなに簡単に作れるんだ』と驚くユーザーも多い」と加藤淑豪南関東支店長は語る。