力覚センサーで「運びながら重さを測る」システムを発売 /新東工業
新東工業は10月9日~11日に都内で開かれた展示会「FOOD(フード)展2024」に出展し、6軸力覚センサー「ZYXer(ジクサー)」を使った新機能「ダイナミック重量測定」を披露した。
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新東工業は10月9日~11日に都内で開かれた展示会「FOOD(フード)展2024」に出展し、6軸力覚センサー「ZYXer(ジクサー)」を使った新機能「ダイナミック重量測定」を披露した。
9月10日~13日、東京都江東区の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流総合展「国際物流総合展2024」が開催された。出展者数と来場者数は共に過去最多を記録するなど、会場は活気にあふれた。物流機器の大手メーカーを中心に、会場では大きなスペースを使い、複数工程の自動化を一体で展示する企業も目立った。
山善は、協働ロボットを使った自動化提案の場所として「協働ロボットテストラボ」を設ける。これまで大阪市西区の本社ビル内にあったが、8月22日に新大阪駅から徒歩圏内の場所に移転した。その前日には記者向けの内覧会が開催され、開所に先駆けてラボに潜入することができた。ただ協働ロボットを見られるだけでなく、操作体験や扱い方のトレーニングを受けられるなど、もはやショールームの枠に収まらない“新生”協働ロボットテストラボの全容をお届けする。
ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。今回はセイコーフューチャークリエーション(千葉県松戸市、市村誠社長)を取材した。同社はセイコーグループの一社として時計製造に携わりながら、精密機器の製造工程を自動化するファクトリーオートメーション(工場自動化=FA)事業を推進してきた。近年は標準品の開発を進めるなど、さらに自動化の領域を広めようとしている。
制御機器を中心に取り扱うファクトリーオートメーション(FA=工場自動化)商社の特電(静岡県沼津市、加藤秀敏社長)。システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)として、FA商社の強みを生かした自動化システムの構築に取り組む。加藤社長は「両輪の強みを生かして、『ワンストップカンパニー』を目指す」と話す。
7月24日~26日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで機械部品などの展示会「テクノフロンティア2024」が開かれた。モーターなどの機械部品や電子部品関連のソリューションが多い展示会だが、ロボットや自動化システムを展示する企業もあった。中でも、大手企業が新規事業として取り組むロボットや自動化関連の展示には大きな注目が集まった。
フレアオリジナル(長野県坂城町、田中陽一郎社長)は、製造業や物流業、建設業など幅広い分野で実績を持つシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。さまざまな工程のロボット化を実現する他、自社オリジナルの自動化パッケージも開発した。エンジニア一人一人がシステム構築をトータルでできるようにして、現場へのスムーズな導入を図る。田中社長は「難しい案件でも断らず、ユーザーの要望をしっかりと聞いて応えたい」と語る。
ロボット自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」を開発、製造するノルウェーのオートストア(日本法人=東京都港区、安高真之社長)は6月17日、タイのラヨーン県に自動倉庫用ロボットの生産工場を新設したと発表した。投資額や延べ床面積などは公表していない。
ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024にはロボットメーカーだけでなく周辺機器やロボットの要素部品メーカーも多数出展する。要素部品は産業用ロボット向けだけでなく、無人搬送車(AGV)や搬送機器向けの展示もあり、物流分野への提案が前回展よりも活発化しそうだ。周辺機器の分野では、ロボットハンドの他にハンドの付け替えを簡易にするハンドチェンジャーやハンドに搭載するセンサーなど、ハンドをより高機能にする製品の展示も目立つ。
空圧機器メーカーの日本ピスコ(長野県岡谷市、河西利行社長)は昨年8月、「ロボットハンドユニット設計サービス」を始めた。顧客の要望に合わせて、ロボットハンドを設計し、一体のユニットにして提供する。すでに、段ボール箱の組み立て用のロボットハンドを製作するなどの実績もある。部品メーカーのイメージが強い同社が、このようなユニット設計から手掛けるサービスを始めた狙いとは。