接触前に接近を検知、「ぶつからない協働ロボット」を発売/不二越
不二越は12月、協働ロボットの新製品「MZS05」を発売する。
同社は高速・軽量な産業用ロボット「MZシリーズ」を展開し、同シリーズをベースに開発した協働ロボット「CMZ05」を2023年3月に発売した。従来の協働ロボットは接触すると停止する機能が付いているが、新開発の「MZS05」では接触前に停止する機能を付与し、安全性をさらに高めた。
アーム本体に人や物の接近を検知するセンサーを複数設置。360度どの角度からでも接近を検知し、停止して衝突を防ぐ。検知された物がなくなると、操作なしに自動で作業を再開する。
最大可搬質量は5kgで最大リーチは927mm、本体重量60kg。価格はオープン価格で、年間2400台の販売を目標とする。