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[活躍するロボジョvol.16]現場でしか分からないことがある/京セラ 牛星さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第16回は、2019年にロボティクス事業部を立ち上げた京セラで、ロボットシステムの導入をサポートする中国出身の牛星(にゅう・しん)さんを紹介する。牛さんはこれまで、携帯電話向けソフトウエアの開発や生産技術における人工知能(AI)の活用方法の研究を担当していた。「ロボティクス事業部に配属される以前はほとんどデスクワークだったため、エンドユーザーの方の声を直接伺うことは少なかった。現場に立たないと気付けないことがあると痛感しました」と話す。

ハイオスの電動ドライバーがUR+認証取得/ユニバーサルロボット

デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は2月7日、ハイオス(東京都墨田区、戸津勝行社長)の電動ドライバーがUR公認の周辺機器「UR+(プラス)」の認証を取得したと発表した。日本発のUR認証取得は12社・17製品目。「URのロボットは力覚センサーを標準搭載し、適切な力で押し付けながらのねじ締めが可能。UR+の電動ドライバーと、URロボットのねじ締めテンプレート(ひな形)を使うことで、ねじ締めを簡単に自動化できる」とUR日本支社の山根代表は言う。

職人の手作業をロボットに/光機械製作所

工具研削盤メーカーの光機械製作所(津市、西岡慶子社長)は、ロボットや画像処理ソフトウエアなどを駆使した自動化システムの開発に力を入れている。システム構築をワンストップで請け負える強みを生かし、職人の手作業からロボットへの置き換えを提案する。その取り組みの一環で、昨年2月には産業用カッターの刃付けを自動化するロボットシステムを産業用カッターメーカーに納入した。

「人材育成」で業界貢献へ、教育事業に乗り出す/バイナス

製造業向けのマニュアル制作などを手掛けるCDSグループ傘下で、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のバイナス(愛知県稲沢市、渡辺亙<とおる>社長)が教育事業に乗り出した。「階層別」「エンジニア向け」「資格・修了証向け」に分けてカリキュラムを用意し、今年から本格的に講習をスタートさせる。

ロボット走行軸にも最適、重量物の搬送装置をパッケージで販売/三共製作所

三共製作所(東京都北区、小川広海会長兼社長)は1月25日、重量物を高精度に搬送する「LinerDrive(ライナードライブ)」を発売した。独自のカム技術を応用した直進駆動機構「ライナーユニット」や直動ガイド、サーボモーター、コントローラーをパッケージ化しており、システムの設計時間を大幅に短縮できるのが特徴だ。」を発売した。

1500通り以上から目的に合うカメラを/i-PRO

 産業用カメラなどを手掛けるi-PRO(アイプロ、東京都港区、尾崎祥平社長)は1月20日、モジュールカメラ「moduca(モジュカ)」を国内発売した。ユーザーの目的や用途に合わせて、カメラを構成するモジュール(機能に必要な要素をまとめた複合部品)の組み合わせを変え、自在に仕様を決められる。その組み合わせは1500通り以上に及ぶ。

プログラミング時間を最大9割削減、協働ロボがすぐに使える/オンロボット

デンマークに本社を置くOnRobot(オンロボット)は1月20日、協働ロボット用のアプリケーション・サポート・プラットフォーム「D:PLOY(ディプロイ)」を発売した。ロボットシステムを構築する際のプログラミングなどの時間を大幅に短縮できる。「革新的なこの製品があれば、中小企業という巨大な未開拓領域へのロボット導入を一気に加速できる」とエンリコ・クログ・アイベルセン最高経営責任者(CEO)は言う。

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