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量販店向け倉庫で搬送ロボ稼働/Rapyuta Robotics

Rapyuta Robotics(ラピュタロボティクス、東京都中央区、ガジャン・モーハナラージャ最高経営責任者〈CEO〉)とプラスオートメーション(東京都港区、飯間卓社長)は、京葉流通倉庫(埼玉県戸田市、箱守和之社長)が運営するさいたま市岩槻区の倉庫に、商品の位置を自動で判断する自立走行型搬送ロボット(搬送ロボット)を導入し、11月より稼働を開始した。

食品、医薬品製造を省人化! 多彩なロボットシステム提案【その2】

11月25日~27日の3日間、千葉市美浜区の幕張メッセで食品製造の自動化・省人化展「フードテックジャパン」や医薬品・化粧品の開発製造展「インターフェックスウィーク」が開かれた。食品や医薬品向けの専用機やロボットシステムなどが展示され、全展合計で1万9953人が来場した。「その2」では、フードテックジャパンの会場で見つけたロボットの周辺機器や、荷役台(パレット)に箱を積み下ろすパレタイズ・デパレタイズ専用システムを紹介する。

食品や飲料の倉庫で活用できる自動搬送ソリューションを提案/ZMP

ZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は11月、同社が開発、販売する無人搬送車(AGV)「CarriRo(キャリロ)」を活用した食品・飲料倉庫向けの提案に力を入れ始めた。従来、荷役台(パレット)に載せた食品・飲料の箱を搬送するには、多くのフォークリフトが必要になり、費用などの面で課題があった。また、棚から出荷製品を集めるピッキングには多くの人手が必要となり、飲料の場合には重量物となるため、作業者への負担が大きかった。

ロボティクス・マテハンの拡充に注力/西部電機

立体自動倉庫や搬送機器メーカーの西部電機は、重量物や長尺物に対応する搬送装置を得意とするが、最近ではロボットを使った「ロボティクス・マテハン」にも力を入れる。今年9月には、ロボティクス・マテハンの一環としてパレタイジング、デパレタイジングシステムの新製品を発売した。溝田安彦事業部長は「市場の変化に対応しスピーディーに開発を進めるには、人員体制の充実が重要」と話し、人材採用や育成にも注力する。遠隔での立ち上げノウハウを確立するのが課題で、そのノウハウを海外市場の開拓にも生かす考えだ。

物流向けロボシステムの内覧会、12月に相次ぎ開催/MUJIN、Kyoto Robotics

12月に、パレタイズ(荷物の積み付け)など物流向けロボットシステムを展示する内覧会が相次いで開かれる。MUJIN(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は12月16日と17日の2日間、本社併設のロボットセンターで「MUJINロボット見学会『最新物流ロボットのリアル』」を開く。

[注目製品PickUp!vol.31]機械要素部品メーカーが誘導システムを開発したワケ【後編】/THK「SIGNAS」

機械要素部品メーカーのTHKは、無人搬送車(AGV)の誘導システム「SIGNAS」を開発した。念頭に置いたのは、生産現場での搬送に対する課題解決。しかし、開発を進めるうちに汎用性の高いシステムに仕上がった。星野京延常務執行役員は「この制御システムを使えば、AGVの用途は広がる。生産現場以外の課題解決にも貢献できる」と胸を張る。

[注目製品PickUp!vol.31]機械要素部品メーカーが誘導システムを開発したワケ【前編】/THK「SIGNAS」

機械要素部品メーカーのTHKが無人搬送車(AGV)向けの新たな誘導システム「SIGNAS」を開発した。目指したのは、簡単に経路を指示でき低価格で導入できる磁気テープ式のAGVと、任意で経路を変更できて稼働の自由度が高い自律移動型搬送ロボットの「良いところ取り」だ。星野京延常務執行役員は、「生産現場でAGVを使う際の悩みを解決する製品」と話す。

連結して複数パレットを1台で搬送/ZMP

無人搬送車(AGV)などを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は10月13日、1台で複数のパレット(荷役台)の搬送を可能にする新機能「パレットコンビ」の受注を開始した。パレット積載タイプのAGV「CarriRo(キャリロ)AD+」のオプションで、従来はパレットの下に潜り込んで搬送することしかできなかったが、専用パレット台車と連結アタッチメントを新たに開発。

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