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[特集 物流機器は新世代へvol.4]群雄割拠のAGV・搬送ロボット【後編】

いま、物流現場を大きく変えつつあるのが無人搬送車(AGV)だ。自律走行型搬送ロボット(AMR)とも呼ばれ、多くの企業が新製品を相次いで市場に投入する。新世代の機器として徐々に普及が進む。国内外問わず、ベンチャー企業の参入も盛んだ。後編では、AGV向けの要素技術や、導入を後押し新たなビジネスモデルを取り上げる。

[特集 物流機器は新世代へvol.3]群雄割拠のAGV・搬送ロボット【前編】

いま、物流現場を大きく変えつつあるのが無人搬送車(AGV)だ。これまではあらかじめ床面に敷設した磁気テープの上を走行するタイプが一般的だったが、レーザースキャナーやカメラで周囲をセンシングして自らのいる位置を割り出し、目的地に向かって自律的に走行できるSLAM(スラム)誘導方式の製品を各社が相次いで市場投入している。ベンチャー企業の参入も盛んで、従来の誘導方式ともSLAMとも異なる、新たな誘導方式も複数登場している。

[特集 物流機器は新世代へvol.2]地殻変動が起こりつつある/日本物流システム機器協会 土田剛 会長

日本物流システム機器協会(JIMH)は、主に物流現場の自動化に貢献するマテリアルハンドリング(マテハン)機器の業界団体だ。物流業界といえば、新型コロナウイルス禍で電子商取引(EC)を中心に荷送り需要が増加するなど、相対的に景気後退の影響は小さいと言われる。しかしJIMHの土田剛会長は、「物流業界の地殻変動が起こりつつある」と危機感を隠さない。同時に、マテハン業界がかつてない注目を集めているとも指摘する。土田会長に現状や技術トレンド、課題、展望などさまざまに話を聞いた。

物流企業と共同で実証実験を開始/オカムラ

物流システム機器を販売するオカムラは、物流企業と共同で物流システム機器の実証実験を開始した。12月23日には、SGホールディングスグループのIT統括会社SGシステム(京都市南区、谷口友彦社長)、同グループで物流事業を展開する佐川グローバルロジスティクス(東京都品川区、森下琴康社長)と共同で実証実験を開始したと発表した。

搬送ロボ9台導入、保管棚ごと搬送/日本梱包運輸倉庫

運送会社の日本梱包運輸倉庫(東京都中央区、大岡誠司社長)は12月8日、三重県鈴鹿市の事業所に棚移動型の搬送ロボットを導入し、安全祈願式典を執り行った。導入したのは、物を保管する棚の下に潜り込み、棚ごと作業ステーションまで運ぶ搬送ロボットだ。インドのグレイオレンジ「Ranger(レンジャー)GTP」という製品で、棚200基に対し、9台を導入した。

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