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地域の子ども向けにロボ体験イベントを開催/HCI

HCI(大阪府泉大津市、奥山浩司社長)は12月23日、本社に併設するカフェ「HCIロボハウス」で、子どもが配膳ロボットの使い方と接客を学ぶイベント「ロボザニア」を開催した。泉大津市の後援で同市内の保育所や小学校に通う子どもと保護者7組が参加。HCIロボハウスのテーブルが満席になる好評ぶりだった。

[SIerを訪ねてvol.41]ロボット活用の近道を作る/iCOM技研

今回紹介するiCOM技研(アイコム技研、兵庫県小野市、山口知彦社長)は、ユニバーサルロボット(UR)の協働ロボットを使った自動化システムの構築に強みを持つ。これまでの自動化のノウハウを基に、自動化システムのパッケージ化にも取り組む。2022年からは人工知能(AI)とビジョンセンサーを使ったティーチング(教示)レスシステムの研究開発を始めた。来年には研究開発施設として、「AI Robotics Labs(AIロボティクスラボス)」をオープンし、ティーチングレスシステムの研究に加えて、人材育成用教材パッケージの試作にも力を入れる。

[ショールーム探訪vol.19]SIerがSIerを育てる/五誠機械産業「九州ロボットセンター」

五誠機械産業(佐賀市、川島晃会長)は、「九州ロボットセンター」を運営する。ショールーム機能に加えて、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の教育施設としても使われるのが大きな特徴だ。小松直博センター長は「リーマンショックによる不況を機に日本の技術者の海外流出が増加した。外部発注などで生産技術部門は縮小し、日本の技術力が下がったように感じる。SIerの技術力向上に少しでも貢献できれば」と語る。

[SIerを訪ねてvol.40]自動化が難しい案件の受け皿になる/ピーエムティー

ピーエムティー(福岡県須恵町、京谷忠幸社長)は、2018年にロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業に参入した。ロボットシステムグループCSチームの光安慶悟リーダーは「当社は後発のSIer企業のため、独自色を出さないと生き残れない。他のSIerが断るような難易度の高い案件の受け皿の立場になることで、顧客からの信頼を得られて技術力の高さもアピールできる」と語る。過酷な環境である冷凍庫内で稼働できる自律搬送ロボット(AMR)を使った自動化システムの提案など、独自の強みで生存競争に挑む。

中国プードゥーと提携し清掃ロボットを販売、工場にも提案/HCI

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のHCI(大阪府泉大津市、奥山浩司社長)は8月に、中国の自律走行型ロボット(AMR)メーカーのプードゥー・ロボティクスと提携し、業務用清掃ロボット「CC1」の販売を開始した。HCIも開発に協力し、ドライとウェットの切り替え機能や、給排水のできる充電スタンドなどを実装した。当初はホテルなどのフロア清掃を想定していたが、HCIの自社工場で問題なく使えたことから、工場向けの販売にも力を入れる。

[ショールーム探訪vol.18]虎ノ門で、ロボットの未来を体感/ゼアーレボ「未来ファクトリー」

ゼアーレボ(東京都港区、黒土浩太郎社長)は、協働ロボットを活用した自動化システムの設計などを手がける。今年6月、港区虎ノ門にショールーム「未来ファクトリー」を開設した。多くの人々が行き交うビジネス街で、ロボットの自動化システムを誰でも見られる貴重な場所だ。黒土社長は「子どもたちやこれまで製造業に縁遠かった人たちも、ロボットを身近に感じられる場所にしたい」と語る。

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