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記者もやってみた! 触れた瞬間「ピタッ」と止まるロボット用安全カバー【前編】/三重ロボット外装技術研究所

三重ロボット外装技術研究所(三重県四日市市、森大介社長)が開発した、接触検知機能を備えたロボット用安全カバー「YaWaRaKa(柔らか)ロボD」が大手産業用ロボットメーカーやサービスロボットメーカーなどから注目を集めている。柔らかロボDの最大の強みは、何かが触れた瞬間に「ピタッ」とロボットを停止させること。柔らかくて人に優しい素材であるウレタンをカバーに採用したのもポイントだ。記者も実際に触らせてもらった。本記事では、記者の実体験と森社長への取材を基に、柔らかロボDの特徴や仕組みなどを紹介する。

ロボットやAGV で自動化をもっと”フレキシブル”に

可搬質量が数百キロもある無人搬送車(AGV)が国内で増えている。また、ロボットや周辺機器の新製品も次々に開発されている。各社の提案に共通するキーワードの一つは「もっとフレキシブル(柔軟)に」だ。東京都江東区の東京ビッグサイトで、今年1月には「第3回ロボデックス(ロボット開発・活用展」、2月には「第23回機械要素技術展」が開かれた。両展から、柔軟な運用を実現する提案をピックアップして紹介する。

大阪で測定の自動化・省人化を提案/東京精密

大手測定機器メーカーの東京精密は2月8日と9日の2日間、大阪府吹田市の大阪営業所ショールームで自社展示会「プライベートショー2018 in Winter」を開催した。2日間合計で715人が来場し、熱の入った商談が繰り広げられた。自動化・省人化の提案に力を入れ、協働ロボットを使った自動測定システムなども複数展示し、注目を集めた。

先の見えない時代の投資とは?日本市場開拓に本腰【後編】/ユルゲン・フォン・ホーレン ユニバーサルロボット社長

デンマークに本社を置くユニバーサルロボット(UR)が、日本支店を大幅に拡張するなど、日本市場の開拓に本腰を入れ始めた。URは安全柵なしで人と同じ空間で働ける協働ロボットのパイオニアで、世界トップシェアを誇るメーカーだ。ユルゲン・フォン・ホーレン社長は「設備投資に二の足を踏んでしまうような先の見通せない時代だが、われわれにとっては好機」と話す。その真意を聞いた。

先の見えない時代の投資とは?日本市場開拓に本腰【前編】/ユルゲン・フォン・ホーレン ユニバーサルロボット社長

デンマークに本社を置くユニバーサルロボット(UR)は、日本支店を大幅に拡張するなど、日本市場の開拓に本腰を入れ始めた。URは安全柵なしで人と同じ空間で働ける協働ロボットのパイオニアで、世界トップシェアを誇るメーカーだ。日本市場開拓の戦略と協働ロボットの未来とは。デンマークから来日したユルゲン・フォン・ホーレン社長に話を聞いた。

[SIerを訪ねてvol.5]人とロボットの協調目指して【後編】/IDECファクトリーソリューションズ

ロボットシステムの設計や製作を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)企業をリポートする連載「SIerを訪ねて」も5回目を迎えた。今回は、愛知県一宮市に本社を置くIDECファクトリーソリューションズ(武仲清貴社長)を訪ねた。同社の最大の特徴は、安全柵が不要で人と一緒に働ける協働ロボットの取り扱いに特化していること。ロボットSIerの事業を本格的に立ち上げたのは、IDECの傘下に入った2014年。親会社で制御機器メーカーのIDECが保有する安全のノウハウを生かせば競合他社と差別化できるとの判断で、協働ロボットに特化した。

[SIerを訪ねてvol.5]人とロボットの協調目指して【前編】/IDECファクトリーソリューションズ

ロボットシステムの設計や製作を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)企業をリポートする連載「SIerを訪ねて」も5回目を迎えた。今回は、愛知県一宮市に本社を置くIDECファクトリーソリューションズ(武仲清貴社長)を訪ねた。同社の最大の特徴は、安全柵が不要で人と一緒に働ける協働ロボットの取り扱いに特化していること。協働ロボットは、ロボットをこれまで活用してこなかった企業からも注目される。ロボットを初めて使う企業からの引き合いも多い分、同社は協働ロボットシステムの仕様を決めることに多くの時間を割く。

[特集SIerになろうvol.4]製造業からSIerへ【その2】/ヒロテック

産業用ロボットを周辺機器や他の設備などと組み合わせてシステム構築する、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)への製造業からの参入が相次ぐ。昨年7月にFA・ロボットシステムインテグレータ協会(会長・久保田和雄三明機工社長)が日本ロボット工業会内に設立され、会員数は180社を超えた。成長が確実といわれ、需要は増えると見込まれるSIer。製造業から参入しただけに、顧客の製造業者の現場を知り「悩み」や「苦労」も分かち合える。[特集SIerになろう]のvol.3-5では、新規参入を検討する企業にとってアニキ分とも言える先輩企業3社の取り組みを聞いた。

[特集SIerになろうvol.2]現場を何も変えない「ヒト」として/星野京延THKインテックス副会長

THKインテックス(東京都港区、寺町崇史社長)はTHKのグループ企業で、FAメーカーからロボットシステムインテグレーター(SIer)に参入した先駆けだ。参入の理由は、新市場の開拓。人に代わるヒト型ロボットを生産システムに組み入れる時には「製造現場を何も変えることなく導入できる。人と同じように、人事部に採用してほしい」と星野京延副会長は話す。重要なのは人とロボットの「親和性」という。

[特集SIerになろうvol.0]これほどの成長産業は他にない

産業用ロボットがあらゆる産業から注目されている。ロボットは周辺機器や他の設備などと組み合わせてシステム構築しなければ使えないが、そのシステム構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の数が足りていない。成長が確実な産業で、需要は増えるが担い手不足。新規事業を模索する企業にとっては、SIer業界参入の絶好のチャンスだ。
そこで「robot digest(ロボットダイジェスト)」では、工場自動化(ファクトリーオートメーション、FA)の専門誌「月刊生産財マーケティング」編集部とタッグを組んで、「SIerになろう」と題した総力特集を実施した。

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