
搬送ロボベンチャー、量産化に向け資金調達/LexxPluss
自律移動型搬送ロボット(AMR)を開発するベンチャー企業のLexxPluss(レックスプラス、川崎市幸区、阿蘓将也社長)は11月8日、投資ファンドやベンチャーキャピタルのLogistics Innovation Fund(ロジスティクス・イノベーション・ファンド)、インキュベイトファンド、SOSV、三井住友海上キャピタル、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルに第三者割当増資を実施し、資金調達したと発表した。
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自律移動型搬送ロボット(AMR)を開発するベンチャー企業のLexxPluss(レックスプラス、川崎市幸区、阿蘓将也社長)は11月8日、投資ファンドやベンチャーキャピタルのLogistics Innovation Fund(ロジスティクス・イノベーション・ファンド)、インキュベイトファンド、SOSV、三井住友海上キャピタル、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルに第三者割当増資を実施し、資金調達したと発表した。
来年6月30日~7月2日にかけて愛知県常滑市の展示会場「アイチ・スカイ・エキスポ」で開催される「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)2022」への意気込みを聞くこの企画。今回は、工作機械の周辺機器メーカーの松本機械工業(金沢市)の松本要社長に出展のきっかけなどを聞いた。「RTJ2022で積極的に製品情報を発信したいし、同時に顧客が抱える課題や問題もリサーチしたい」と語る。
総合商社のフジテックス(東京都新宿区、一森雄介社長)は11月2日、カナダの自律移動型搬送ロボット(AMR)メーカー、クリアパスロボティクスと国内の販売代理店契約を締結したと発表した。クリアパスロボティクスのAMR「OTTO(オットー)シリーズ」は、磁気テープ式の無人搬送車(AGV)のような床面へのテープ貼付が必要ない。フロアのレイアウト変更や封鎖されている通路、各種設備をリアルタイムで認識し、最適なルートを自動で走行する。最大積載量150kgの「オットー100」と同1250kgの「オットー750」、同1900kgの「オットー1500」の3機種をラインアップ。オットー750と同1500は荷物を積んだ荷役台(パレット)やラックを搬送でき、荷物の受け渡しを可能にするコンベヤーアタッチメントもそろえる。
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は11月9日、日立物流の千葉県にある物流センターで、3台の産業用ロボットを稼働したと発表した。同センターは、世界的スポーツシューズメーカーの日本国内唯一の拠点。
三菱重工業と三菱重工機械システム(神戸市兵庫区、池田直昭社長)は10月27日、フランスのベンチャー企業スタンレーロボティクスと、完成車の自動搬送ロボット事業の共同展開について合意したと発表した。
スイスに本社を置く大手ロボットメーカーのABBは10月27日、工作機械の被加工材(ワーク)交換を自動化するロボットシステム「FlexLoader(フレックスローダー)Mファミリー」を発売したと発表した。ワークを引き出し式トレーにセットしておくタイプ、コンベヤーで供給するタイプ、無人搬送車(AGV)に載せたコンテナで供給するタイプなど6種類をそろえる。ベースマシンは共通のため、別タイプに変更もしやすい。
東京ロボティクス(東京都新宿区、坂本義弘社長)は10月23日、自走式パレタイズロボットの「モバイルグリッパ」を開発したと発表した。同商品は、小規模から中規模の物流施設での短距離配送や仕分け、物品管理を行うロボット。左右のグリッパーが独立して動くため、ロボットが荷物の中心からずれて正対した場合にも、安定してつかむことができる。関節は低温度環境に強い構造になっており、稼働が安定する。
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の業務を支援する――。電子部品実装ロボットメーカーで産業用ロボットメーカーでもあるFUJIは、このコンセプトでSIer向けのデジタルプラットフォーム(基盤)「e-Sys(イーシス)」を開発し、今年4月から運用を始めた。SIerとエンドユーザーとの間で発生する仕様などの認識違いを防ぎ、システムの設計や構築にかかる業務負荷を軽減する。利用者数を今年度中に70社まで増やす考えだ。
自動化関連のシステム開発などを手掛けるGRIPS(グリプス、千葉県流山市、森田康社長)は10月18日、小さなデスクトップ型の垂直多関節ロボット「Dobot(ドゥーボット)MG400」の販売を開始したと発表した。
ASPINA(アスピナ)ブランドで展開するシナノケンシ(長野県上田市、金子元昭社長)は10月21日、同社のロボットハンドがグッドデザイン賞を受賞したと発表した。受賞したのは電動ロボットハンド「ARH350A」。3爪構造でさまざまな形状や姿勢の物をつかめ、ハンドの中心部は中空構造でカメラやセンサー、エアの配線・配管を通せる。審査員からは「作業の自動化や人間との共同作業など、さまざまな応用の可能性を開く優れたデザインである」と評価された。