
世界でも珍しい? 中村留が機内ロボット開発/中村留精密工業
工作機械メーカーの中村留精密工業(石川県白山市、中村健一社長)が、多品種少量生産向けの自動化戦略を強化している。①スピード②スペース③フレキシビリティー(柔軟性)――の3つの切り口で自動化機器を開発し、今年7月には省スペースと柔軟性を兼ね備えた機内ロボット「Flex Arm(フレックスアーム)」を発売。被加工物(ワーク)とチャックの爪交換を自動化できる。中村匠吾専務は「世界でも珍しい製品」と強調する。
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工作機械メーカーの中村留精密工業(石川県白山市、中村健一社長)が、多品種少量生産向けの自動化戦略を強化している。①スピード②スペース③フレキシビリティー(柔軟性)――の3つの切り口で自動化機器を開発し、今年7月には省スペースと柔軟性を兼ね備えた機内ロボット「Flex Arm(フレックスアーム)」を発売。被加工物(ワーク)とチャックの爪交換を自動化できる。中村匠吾専務は「世界でも珍しい製品」と強調する。
セイコーエプソン製品の販売を担うエプソン販売(東京都新宿区、鈴村文徳社長)は9月29日、パーツフィーダー「IFシリーズ」の受注を開始した。
カワダロボティクス(東京都台東区、川田忠裕社長)は、梱包箱の組み立てや箱詰めの自動化パッケージ「Cobako(コバコ)」を10月1日から発売すると発表した。
減速機や歯車メーカーのニッセイが今年9月に新ブランド「UXiMO(アクシモ)」を立ち上げ、産業用ロボット向け減速機の市場に本格的に参入した。クランクシャフトを利用した偏芯揺動型の差動減速機構を採用しており、高剛性と高トルク、大きな中空径の3つを特徴に持つ。同社は歯車事業との相乗効果を生かしながら、小型・中型サイズの産業用ロボット市場に攻勢をかける。
厨房(ちゅうぼう)用ロボットシステムなどを開発するチトセロボティクス(東京都台東区、西田亮介社長)は9月22日、厨房でのトレー洗浄業務を自動化するロボットシステム「crewbo(クルーボ)トレイ system(システム)」の提供を開始した。
ロボット用アパレルブランド「ROBO-UNI(ロボユニ)」を展開するRocket Road(ロケットロード、福岡市城南区、泉幸典社長)は9月30日、協働ロボット用アームカバー「ロボユニカバーウェア」を発売した。デンマークのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)の協働ロボット向けで、同メーカーの公認製品「UR+」の認証も取得した。
工作機械大手のDMG森精機は、ワーク(被加工物)の搬送や着脱を自動化する搬送システム「WH-AGV5」を10月1日から販売すると発表した。同システムは無人搬送車(AGV)と協働ロボットを組み合わせたものだ。磁気テープやマーカーなしで工場内を走行し、協働ロボットのアームでワークを工作機械から直接着脱できる。
ビー・アンド・プラス(埼玉県小川町、亀田篤志社長)は9月19日、無人搬送車(AGV)や自律移動型搬送ロボット(AMR)などの充電に使用する1kWワイヤレス充電システムに「長距離給電タイプ」を追加したと発表した。これまでは非接触で給電できる距離が最大15mmだったが、長距離給電タイプでは約2.6倍の最大40mmまで給電できる。
スイスに本社を置く大手ロボットメーカーのABBは9月22日、水平多関節(スカラ)ロボットの新機種「IRB 920T」を発売したと発表した。同製品は電子機器の組み立て用途を想定したもの。サイクルタイムは現行機種よりも最大14%高速で、クラス最高レベルの速度と位置繰り返し精度を実現する。
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は9月3日、ホース抵抗によるスプリングの動作不良を防止し、生産性向上を実現するスプリングプランジャー「FSTImc」を発売したと発表した。