自律走行ロボットシステムを発売/DMG森精機
工作機械大手のDMG森精機は、ワーク(被加工物)の搬送や着脱を自動化する搬送システム「WH-AGV5」を10月1日から販売すると発表した。
同システムは無人搬送車(AGV)と協働ロボットを組み合わせたものだ。磁気テープやマーカーなしで工場内を走行し、協働ロボットのアームでワークを工作機械に直接着脱できる。
人や障害物をレーザースキャナーで感知して回避するため、安全フェンスなどは不要だ。同社のAGVコントローラーを使えば、工作機械だけでなく、洗浄装置や計測装置などの周辺機器への搬送も制御できる。
10月20日(水)~23日(土)の4日間、名古屋市港区の名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で開催する展示会「メカトロテックジャパン(MECT)2021」に同システムを展示する。