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[国際ロボット展 特別リポートvol.11]THKが見据える、自動化普及の「次の段階」

THKは「2022国際ロボット展(iREX2022)」の会場で、新製品の回転モジュール「RMR」を発表した。ロボットの関節用のモジュール(機能に必要な要素をまとめた複合部品)だ。一見すると、要素部品を組み合わせてモジュールにしただけに思えるが、星野京延常務執行役員は「自動化システムの『次の段階』を見据えた戦略的製品」と話す。

産ロボや各種設備の保全技術者の育成を強化/日研トータルソーシング

技術者派遣事業を手掛ける日研トータルソーシング(東京都大田区、清水浩二社長)は2月4日、産業用ロボットやマテハン設備、各種製造装置などの保全技術者を育成する施設「関東テクノセンター」を開設したと発表した。場所は、相模原市中央区の物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原」内。工場で使われる製造設備の他、自動化・効率化が進む物流向け設備の保全エンジニアの育成にも注力していく方針だ。

相次ぐ新規参入、AI×ロボットで抜群の汎用性【後編】/日栄機工

「人工の腕・手」である産業用ロボットと、「人工の知能」であるAIの相性は抜群だ。この2つを組み合わせれば、幅広い作業を柔軟にこなせる汎用性の高いシステムを構築できる。新規参入が相次ぐ「AI×ロボット」。その最新事例として、後編では日栄機工(愛知県豊田市、川元敦史社長)が販売するドイツNEURA ROBOTICS(ニウラロボティクス)のAIロボットを取り上げる。

社名変更の候補は「コンバム」一択の決意/コンバム(旧妙徳)伊勢幸治社長

真空機器メーカーの妙徳は、2022年1月1日に「コンバム」へと社名を変更した。コンバムはもともと、同社の真空発生器の製品名。発売して50周年を機に、主力製品名を社名に据えた。伊勢社長は、「『妙徳のコンバム』では、イメージがどうしてもかけ離れる場面もあった。社名と製品名を一致させて、ブランドイメージの向上を図る」と意気込む。

[人事]新社長に塩谷陽一氏/スター精機

射出成形機用の取り出しロボットを開発、製造、販売するスター精機(愛知県大口町)は12月16日、同日付で塩谷陽一(しおたに・よういち)副社長が社長に就任したと発表した。塩谷新社長は1984年に射出成形金型を開発、製造、販売する国盛化学(愛知県小牧市)に入社。96年取締役、2014年社長。1999年に自動車業界向けのロボットシステムを得意とするシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のスターテクノ(愛知県岩倉市)の取締役、2015年社長。これらはいずれも国盛化学グループの企業で、スター精機の社長に就任後も国盛化学とスターテクノの社長業を兼任する。

[人事]セーラー万年筆新社長に町克哉氏、3月29日付

セーラー万年筆は12月13日、3月29日付で町克哉(まち・かつや)専務取締役が社長に昇格すると発表した。町新社長は1982年明治学院大学文学部卒。同年セーラー万年筆入社。96年文具事業部中四国支店支店長、98年管理部経理担当課長、2000年ロボット機器事業部経理課長、12年ロボット機器事業部営業部長兼総務部長、14年取締役兼上級執行役員ロボット機器事業部長、16年から現職。
 

人の力加減を再現する遠隔デモシステムを販売開始/モーションリブ

慶応義塾大学発のベンチャー企業モーションリブ(川崎市幸区、溝口貴弘最高経営責任者)は12月16日、同社製のICチップ「AbcCore(コア)」を使った遠隔操作システム「UR-URバイラテラル装置」などの各種デモシステムの販売を開始した。UR-URバイラテラル装置は、UR製のロボット「UR3e」2台とAbcコアを用いた装置。Abcコアは力加減や触覚をデジタルデータに変換して、ネットワーク機器に伝送する。

クラボウが新ロボシステムを発表

繊維製品メーカーのクラボウは、小型コネクターの締結作業を自動化するロボットシステムを10月25日に発売した。2020年4月に発売した線状物の認識に特化したロボット用高速3次元ビジョンセンサー「KURASENSE(クラセンス)」を搭載している。10月27日~29日に東京ビッグサイトで開かれた国際電子回路産業展(JPCAショー)で披露した。

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