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人の力加減を再現する遠隔デモシステムを販売開始/モーションリブ

慶応義塾大学発のベンチャー企業モーションリブ(川崎市幸区、溝口貴弘最高経営責任者)は12月16日、同社製のICチップ「AbcCore(コア)」を使った遠隔操作システム「UR-URバイラテラル装置」などの各種デモシステムの販売を開始した。UR-URバイラテラル装置は、UR製のロボット「UR3e」2台とAbcコアを用いた装置。Abcコアは力加減や触覚をデジタルデータに変換して、ネットワーク機器に伝送する。

クラボウが新ロボシステムを発表

繊維製品メーカーのクラボウは、小型コネクターの締結作業を自動化するロボットシステムを10月25日に発売した。2020年4月に発売した線状物の認識に特化したロボット用高速3次元ビジョンセンサー「KURASENSE(クラセンス)」を搭載している。10月27日~29日に東京ビッグサイトで開かれた国際電子回路産業展(JPCAショー)で披露した。

[特別企画 新ロボット展 in 愛知 vol.2]チャック爪交換の自動化を展示の中心に/松本機械工業

来年6月30日~7月2日にかけて愛知県常滑市の展示会場「アイチ・スカイ・エキスポ」で開催される「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)2022」への意気込みを聞くこの企画。今回は、工作機械の周辺機器メーカーの松本機械工業(金沢市)の松本要社長に出展のきっかけなどを聞いた。「RTJ2022で積極的に製品情報を発信したいし、同時に顧客が抱える課題や問題もリサーチしたい」と語る。

独自コンセプトの生産ラインを公開/日産自動車

日産自動車は10月8日、同社の自動車生産のコンセプトである「ニッサン・インテリジェント・ファクトリー」を導入した栃木工場の生産ラインを初公開した。同コンセプトは①未来のクルマを作る技術②匠の技で育つロボット③人とロボットの共生④ゼロエミッション化(製造現場から出る廃棄物をなくす取り組み)生産システム――を柱とする。

特売品積み付けを自動化するパッケージを販売開始/Mujin

Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は10月6日、特売品積み付け作業を自動化する「MujinRobot(ムジンロボット)特売品積み付けパッケージ」の販売を開始した。同パッケージは、知能ロボット「ムジンロボットパレタイザー」、無人搬送車(AGV)、倉庫制御システム(WCS)で構成される。

簡単操作のシステムで作業効率向上/NEC

NECは10月1日、タブレットの画面上で運びたい物を指定するだけで、物の位置情報がロボットに伝わるユーザーインターフェース(UI)を開発したと発表した。このUIに、同社独自の人工知能(AI)「目標指向タスクプランニング」を組み合わせることで、初心者でも複数のロボットを同時に遠隔操作してピック・アンド・プレース作業ができるようになる。目標指向タスクプランニングは、作業目標を指示するだけで、ティーチング(動作を覚えさせること)なしで「指定した物を指定のトレーに運ぶ」といった作業を自動で実行するAI。

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