
キリングループ初の茶葉を開梱投入する自動化設備を導入/キリンビバレッジ
キリンビバレッジ(東京都中野区、堀口英樹社長)は10月27日、湘南工場(神奈川県寒川町)に産業用ロボットで茶葉を開梱(かいこん)し、投入する自動化設備を導入し、稼働を開始した。同工程にロボットシステムを適用するのは、キリングループとして初めて。
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キリンビバレッジ(東京都中野区、堀口英樹社長)は10月27日、湘南工場(神奈川県寒川町)に産業用ロボットで茶葉を開梱(かいこん)し、投入する自動化設備を導入し、稼働を開始した。同工程にロボットシステムを適用するのは、キリングループとして初めて。
調理ロボットベンチャー企業のコネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也最高経営責任者)は、フライドポテトを調理するロボットを開発した。11月5日に開店するベックスバーガー(東京都渋谷区、花光雅丸社長)の「ベックスバーガーラボ店」(福島県南相馬市)で、実証実験を開始する。実際の店舗で、人と同等の生産量を実現できることや、店舗で働く人のオペレーションと共存できることを確認していく。
キユーピーと調理ロボット事業などを展開するベンチャー企業のTechMagic(テックマジック、東京都江東区、白木裕士社長)は10月26日、「惣菜盛り付けロボット」を共同開発すると発表した。
味の素は10月14日、調理ロボット事業などを展開するベンチャー企業のTechMagic(テックマジック、東京都江東区、白木裕士社長)と協業を開始すると発表した。同日協業に関する契約を締結した。
日本惣菜協会(会長・平井浩一郎ヒライ社長)は9月30日、「令和3年度革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」の補助対象事業者に採択されたと発表した。同協会が中心となり、食品の盛り付けなどの分野でロボットを活用しやすい「ロボットフレンドリー(=ロボフレ)」な環境構築を目指す。
厨房(ちゅうぼう)用ロボットシステムなどを開発するチトセロボティクス(東京都台東区、西田亮介社長)は9月22日、厨房でのトレー洗浄業務を自動化するロボットシステム「crewbo(クルーボ)トレイ system(システム)」の提供を開始した。
調理用ロボットシステムなどを開発するベンチャー企業のコネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也社長)は8月17日、「そばロボット」の特設サイトを開設したと発表した。
安川電機は8月17日、全国農業協同組合連合会(JA全農)とともに行っている農業分野での自動化の取り組みを加速させると発表した。両者は2018年12月から業務提携し、畜産・農業生産・流通販売の3分野を中心に自動化の可能性を検討してきた。現在はテスト農場である佐賀県の「ゆめファーム全農SAGA」で「きゅうりの葉かき作業」の自動化実証などを進めている。
テイクアウト専門のハンバーガーショップ「BEX BURGER(ベックスバーガー)」を運営するsubLime(サブライム、東京都新宿区、奈良正徳社長)は、調理ロボットベンチャー企業のコネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也最高経営責任者)と、「ハンバーガーショップ専用の調理ロボット」に関わる共同開発の契約を6月30日に締結したと発表した。
IDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市)は協働ロボット専業のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。今年4月には制御盤の製作やワイヤハーネスの組み付けを担う新工場を稼働した他、スキューズのファクトリーオートメーション(FA=工場自動化)事業も譲り受けるなど、事業拡大の手を緩めない。武仲清貴社長は「2026年3月期には50億円、将来は100億円の売上高を目指す。従来は協働ロボットで特定の工程を自動化するのが中心だったが、今後は生産ライン全体の自動化も支援したい」と意気込む。