[ロボットが活躍する現場vol.41]効果的な自動化システムの構築法とは/象印チェンブロック
象印チェンブロック(大阪府大阪狭山市、津田晴将社長)は、工作機械へのワーク(加工対象物)のローディングとアンローディングを産業用ロボットで自動化する。扱うワークに合わせてエンドエフェクターやワークストッカーを内製するなど、ロボットがより活躍できる環境作りにも余念がない。自動化システムの導入に関して、苦労や工夫した点などを尋ねたら、今後自動化システムの導入を検討する読者の役に立つ話を聞くことができた。
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象印チェンブロック(大阪府大阪狭山市、津田晴将社長)は、工作機械へのワーク(加工対象物)のローディングとアンローディングを産業用ロボットで自動化する。扱うワークに合わせてエンドエフェクターやワークストッカーを内製するなど、ロボットがより活躍できる環境作りにも余念がない。自動化システムの導入に関して、苦労や工夫した点などを尋ねたら、今後自動化システムの導入を検討する読者の役に立つ話を聞くことができた。
不二越は7月31日、協働ロボット「CMZ12」を発売すると発表した。昨年8月に発売した5kg可搬の小型協働ロボット「CMZ05」が持つ高速性や動作精度、安全性はそのままに、最大可搬質量を12kgに拡大した。ロボットアームの最大リーチ長は1214mm。オープン価格で、年間2400台の販売を目指す。
ブラザー工業は5月28日、愛知県刈谷市の刈谷工場内の工作機械ショールーム「ブラザーテクノロジーセンター」でプライベートショー(PS)を開催し、5軸仕様の複合加工機「M200Xd1-5AX」「M300Xd1-5AX」専用の自動化パッケージシステム「RC-7」を初公開した。会場には販売店や代理店の他、工作機械ユーザーなど約200人が来場した。
大手ロボットメーカーの展示情報は国際ロボット展(iREX)の開幕直前特集でも取り上げたが、そこで紹介した他にも注目を集めた新製品・新技術は少なくなかった。展示リポートのvol.15では、vol.14に引き続き直前特集でも取り上げた大手ロボットメーカーの展示を改めて見ていく。見どころの多い大手メーカーのブースだけに、直前特集を読んだ人でも、実際にこれら企業のブースに行った人でも、新たな発見があるはずだ。
不二越は高速、高精度なロボットを活用し、多様な自動化ソリューションを提案する。産業用ロボット「MZシリーズ」を改良し性能を高めた「MZ Fシリーズ」をベースに、ユーザーのニーズに合わせた製品のラインアップを広げている。2023国際ロボット展(iREX2023)では今後の需要拡大を見込む協働ロボットを中心に、生産性の高い自動化デモを披露する。省スペースで複雑な作業の自動化を実現し、生産現場でのロボットのさらなる普及を狙う。
世界最大級のロボット展「automatica(オートマティカ)2022」が6月21日にドイツで開幕した。600社超の国内外のロボット関連企業が出展し、新製品や最先端の自動化ソリューションを披露した。
3月9日~12日の4日間、都内の東京ビッグサイトで「2022国際ロボット展(iREX2022)」が開かれた。「まん延防止等重点措置」の再延長もあり前回展からは大幅な来場者数減となったが、「その分目的意識を持った来場者が多く、引き合いの確度は高い」
不二越は11月10日、組み立て自動化システム「ロボットコネクタ挿入アプリケーション」と、ロボットの制御装置「CFDs」を発売した。ロボットコネクタ挿入アプリケーションは、フレキシブルプリント配線板(FPC)やフレキシブルフラットケーブル(FFC)のコネクターの挿入作業をアシストする。ロボットアーム先端に取り付けられた左右のカメラと視覚センサーで、FPCやFFCとコネクターをステレオで認識。位置を3次元で正確に把握した上で、独自のシステムでコネクターまでの移動ルートを自動計算する。リアルタイムスキャンで追従補正することで、事前に厳密な位置決めをしなくても正確に挿入できる。
産業用ロボットを製造、販売する不二越は3月18日、小型ロボットの新機種を今月発売すると発表した。
川崎重工業、デンソー、ファナック、不二越、三菱電機、安川電機の6社は8月7日、産学連携により産業用ロボットの基礎研究を行う技術研究組合「産業用ロボット次世代基礎技術研究機構(略称ROBOCIP=ロボシップ)」を設立したと発表した。