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2021.11.19

自動組み立てシステムと制御装置を発売/不二越

「ロボットコネクタ挿入アプリケーション」

 不二越は11月10日、組み立て自動化システム「ロボットコネクタ挿入アプリケーション」と、ロボットの制御装置「CFDs」を発売した。

 ロボットコネクタ挿入アプリケーションは、フレキシブルプリント配線板(FPC)やフレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)のコネクターの挿入作業を自動化する。ロボットアーム先端に取り付けられた左右のカメラと視覚センサーで、FPCやFFCとコネクターを3次元的に認識。位置を正確に把握した上で、独自のシステムでコネクターまでの動作経路を自動計算する。リアルタイムに追従補正することで、事前に厳密な位置決めをしなくても正確に挿入できる。

 ロボット制御装置のCFDsは、既存の「CFD」と比較して容積を60%、重量を48%、設置面積を57%削減。コンパクトかつ軽量な設計で、縦置きや重ね置きができる。高精細なタッチパネルや4コアの中央演算処理装置(CPU)搭載の握りやすいティーチングペンダント(操作盤)で快適な操作性を実現した。

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