スウェーデンに本社を置く真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)は9月から、真空ソフトグリッパー「piソフトグリップ」の小型バージョンの販売を開始した。
piソフトグリップは、軟らかいものを傷つけずにつかめるロボットハンドで、ハンド内を減圧することで駆動する。従来製品は直径50mm程度の物をつかむことを想定していたが、新たに発売したモデルは30mm程度の物を対象とする。
材質は米国食品医薬品局の基準を満たすシリコンで、食品にも対応する。金属粉を練り込むことで、万が一食品に混入しても、金属検出器で発見できる。
価格は1万3500円から。