食品や飲料の倉庫で活用できる自動搬送ソリューションを提案/ZMP
ZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は11月、同社が開発、販売する無人搬送車(AGV)「CarriRo(キャリロ)」を活用した食品・飲料倉庫向けの提案に力を入れ始めた。
従来、荷役台(パレット)に載せた食品・飲料の箱を搬送するには、多くのフォークリフトが必要になり、費用などの面で課題があった。また、棚から出荷製品を集めるピッキングには多くの人手が必要となり、飲料の場合には重量物となるため、作業者への負担が大きかった。
このような課題を、キャリロシリーズの組み合わせで解決する。
保管棚へのパレットの出し入れを無人フォークリフト「キャリロフォーク」で行い、その前後の搬送にはパレット搬送型AGV「キャリロAD+(プラス)」を活用。カゴ車などの搬送にはけん引アタッチメントを付けたキャリロを使用する。
複数機種や、追従モード・自律移動モードなどを最適に組み合わせることで、作業者の負担軽減と倉庫内搬送の省人化を提案する。