ロボットSI事業の強化に向け、日立オートメーション発足/日立製作所、日立産機システム
日立製作所と日立産機システム(東京都千代田区、竹内康浩社長)は1月27日、ロボットのシステムインテグレーション(SI)に関する両社の事業や子会社などを集約し、4月1日付で新会社日立オートメーション(東京都千代田区、佐竹英夫社長)を発足すると発表した。
日立オートメーションの発足により、日本や東南アジア諸国連合(ASEAN)地域での製造業向けのロボットSI事業を強化する。
日立製作所産業・流通ビジネスユニット最高経営責任者の森田和信執行役常務は「日立ではここ数年にわたり、日本・米国においてM&A(合併・買収)を通じてロボティクスSI事業を強化してきたが、今回、グループ内の事業・リソースを再編・集約して発足する日立オートメーションは、日本およびASEANにおける製造業の顧客の課題解決に貢献できるものと確信している」とのコメントを発表した。